心に余裕を生む「いいかげん」の活用法 ~土井善晴 氏の一汁一菜から学ぶ~

第571回:『 心に余裕を生む「いいかげん」の活用法 ~土井善晴 氏の一汁一菜から学ぶ~ 』

【 その他参照ワード:ええかげん、家庭料理、美味しんぼ 】

S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング・各種セミナー&認定講座)の瀬川です!

日常的に見聞きする「いいかげん」という言葉には、例えば、

 

ちょうど良いなどの、ポジティブ

無責任などの、ネガティブ

 

という「両方」の意味があります!

また、同じような言葉には、「適当」もあります(笑)

 

そして、

 

嘘を付く事は、良くないと同時に・・・

何でも本心を曝(さら)け出せば、良い訳でもない・・・

 

というのは、コミュニケーションでも大切で必要です!

 

 

では、番組『 クローズアップ現代 』(NHK BS)から、「 “ ええかげん ” でいい 土井善晴 自由を感じる家 」の回を少し眺めます!

 

【 固定観念を打破する「一手間」の工夫 】

土井善晴(よしはる)さんは、料理研究家です!

そして、土井さんは、

 

家庭料理は一汁三菜である必要はなく・・・

具沢山の味噌汁(一汁)という「一手間」の工夫を加えた・・・

一汁一菜で充分!!!

 

と説きます!

 

ただ、一手間とは言っても、具材も台所にあるもので良く、ダシも具材から出るので準備不要と話します。

ましてや、具材は自由な切り方で構わず、更に不揃いで良いなど、

 

体裁を整える必要がないのが・・・

家庭料理の特権!!!

 

と、併せて説きます(笑)

 

 

【 土井さん流の「ええかげん」 】

型破り、あるいは、自由奔放とも呼べる一汁(作り方を含め)を推奨する理由として、次のように土井さんは話します。

 

土井さん:
『 正解ってないですよ。 いつも違いますから、昨日と同じものなんて、二度と出来ないですよ。 一椀の中に無限の可能性があります。 有限の世界(一椀)に無限の宇宙があるんです(笑) 』

 

そして、まずは目の前の食材と向き合い、自分なりに色々と試してみて、

 

味付けが薄く感じたら、足せば良い・・・

濃く感じたら次に作る時に、減らせば良い・・・

また、煮るでも焼くでも、時には待つ・・・

 

など、様々に自分なりの工夫を凝らせば良いと話します。

 

 

そして、この際に「五感を活用」するのが役立つと話します。

つまり、土井さん流の「ええかげん」とは、

 

これ迄の常識や周囲の評価よりも・・・

自分の感性を大切にする!!!

 

と説きます!