【 バブル期の司法書士から 】
バブル期には、不動産会社が億ションを続々と建設し、飛ぶように売れました。
そして、銀行はマンション購入者へ湯水の如くお金を貸しました。
そして、マンションを購入すると「登記」が必要になるので、不動産会社や銀行に「食い込んで」いた司法書士は、かなりの儲けを手にしました。
勿論、正当な業務なので、悪い訳ではありません(笑)
ただ、マンション1棟の登記で数千万円、更に、団地のようなケースでは数億円という儲けを得ていた事で、この業務のみに専心した司法書士もいました。
故に、表現は悪いですが「ぬれ手で粟」なので、
他の業務を学ぶ研鑚を怠り・・・
バブル崩壊と共に仕事を失った・・・
という司法書士も多くいました。
つまり、
一方に偏り過ぎ(依存し過ぎ)
という事です。
当然ながら、バブルが弾けた後は、不動産会社も銀行も司法書士とは手を切りました。
言わば、「足元を掬われる」「梯子を外される」かの如く、
地に足を着けた仕事をしていなかった
というのが、(一部の)司法書士が仕事を失った一番の原因です。
ちなみに、私がしていたのは行政書士です(笑)
そして、視点を変えると、
コミュニケーションでは逃げ道を作って上げる
という事が大切になります。
これにより、
相手は救われ・・・
結果的に自分も救われる・・・
という流れになります。
言わば、「正のウィンウィン」という関係です。
そして、救い、救われる為には、
相手を赦すと同時に・・・
自分を赦す・・・
という事です。
勿論、自分に甘過ぎて、怠惰になるのはいけませんが、
自分に厳し過ぎても宜しくない
という事です。