第597回:『 ガラパゴス諸島の生物達からの警鐘 ~傲慢に陥った人間の末路は~ 』
【 その他参照ワード:ホットスポット、世界自然遺産、交雑種、リワイルディング 】
S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング・各種セミナー&認定講座)の瀬川です!
ここ最近の自然界の異変は然り、国内及び世界を見渡しても、人間が関与する様々なトラブルが続発しています。
そして、
人間が自然に対して傲慢な姿勢を取るようになると・・・
人間同士では更に輪を掛けて傲慢な姿勢に陥る・・・
というのが事実であり真実です、、、

では、番組『 NHKスペシャル 』(NHK)から、「 ホットスポット 最後の楽園 シーズン4 」の回を少し眺めます!
【 ガラパゴス諸島とは 】
ガラパゴス諸島は、赤道直下の太平洋に浮かぶ19の島々で成り立っています。
そして、約500万年前の海底火山の噴火で生まれた島々です。
諸島の周りには4つの海流が流れ込んでいる事で、それぞれの島に多様な環境をもたらしています。
そして、約400万年前に南米大陸から流木などに運ばれて、生物達が辿り着きました。
このように、
ポジティブな側面で・・・
外部と隔絶されて来たが故に・・・
独自の自然と・・・
唯一無二の生態系が・・・
育(はぐく)まれている・・・
という歴史があります。
そして、約2千種にも及ぶ固有種が存在する事から、
進化の実験場と呼ばれ・・・
世界自然遺産の第1号!!!
に認定されました!

【 祖先は共通でも個性は違う 】
島には、絶滅危惧種のガラパゴスリクイグアナがいます。
リクイグアナは、例えばサボテンの実や葉を食しますが、実や葉が自然に落ちて来るのを、サボテンの下で待ち続けます。
なぜなら、
木登りが苦手
だからです(笑)
そして、同じく島には、絶滅危惧種のガラパゴスウミイグアナもいます。
そして、
地球上で唯一の海で暮らすイグアナ
です!
そして、ウミイグアナは、
約400万年前にリクイグアナと共通の祖先から・・・
枝分かれして進化した・・・
と考えられています。

ウミイグアナは、海底に生えている海藻を食します。
故に、潮や荒波に流されない為に、岩にしがみつく強い爪が発達しています。
そして、30分ほどの潜水が出来、陸上での多少の活動も可能です。
このように、祖先は共通でありながらも、それぞれの個性は全く違います(笑)
そして、
リク(陸)とウミ(海)で共存共栄の基盤となる・・・
違いを尊重する住み分けが出来ていた・・・
という事ですが、果たして、、、
【 進化なのか? 淘汰なのか? 】
実は、島ではウミイグアナとリクイグアナの交配により、
ハイブリッドイグアナが誕生
しています。

ハイブリッドイグアナの見た目は、ウミイグアナに近いものの、陸上の植物を食します。
しかも、高い所に生えている新鮮な実や葉を好みます。
なぜなら、
木に登る事が得意であり・・・
それを可能にしたのが、ウミイグアナ由来の強い爪を引き継いだ!!!
からです!
そして、先ほどリクイグアナは『 実や葉が自然に落ちて来るのを、サボテンの下で待ち続けます。 』と紹介しました。
つまり、裏を返すと、
ハイブリッドイグアナが高い所の実や葉を先に食するが故に・・・
リクイグアナが食せる実や葉は必然的に減少する・・・
という事を意味します。
そして、ハイブリッドイグアナが誕生した理由が、
気候変動による海水温の上昇により・・・
海藻が減少した事で・・・
ウミイグアナも激減した・・・
という事です。
そして、
生き残りを賭けてリクイグアナと交配した
と考えられています。

そして、本来であれば、
交雑種は生殖能力を持たないが故に・・・
現在のハイブリッドイグアナは一代限りで消失する・・・
と考えられています。
ただ、
人間には真偽は分からず・・・
神のみぞ知る状況であり・・・
それを引き起こしたのが・・・
人間の営みによる気候変動・・・
という事です、、、

【 孤独と孤高は違う 】
島には、絶滅危惧種のガラパゴスアシカもいます。
本来のアシカは、仲間と共に小魚を捕食して食します。
しかし、10年ほど前から、キハダマグロが小魚を捕食するようになりました。
すると、アシカは仲間と協力して、
キハダマグロを捕食する
ようになりました。
なぜなら、ウミイグアナのケースと同じく、気候変動による海水温の上昇で、小魚が食するプランクトンが減少したからです。
故に、小魚も減少すると同時に、
餓死するアシカも出て来た
という事態になりました。

一方、キハダマグロは、
人間の食の需要が高まっているが故に・・・
保護政策によって数を増やしている・・・
というのが現状です。
しかし、漁師の収入源のキハダマグロをアシカが捕食するので、
漁師の収入が減少する
という事を意味します。
更に、事態はそれに留まらず、キハダマグロを捕食する為に漁師が仕掛けたワナに、
アシカが巻き込まれ・・・
ケガや死ぬアシカが増加している・・・
という事態を引き起こしています。
故に、アシカも減少し続け、仲間と協力した捕食が出来なくなっています。

しかし、
単独でキハダマグロを捕食するアシカが現れた
という光景が観察されるようになりました。
そして、このアシカの行動は、
ガラパゴス諸島でしか観察されていない
という事です、、、
果たして、
人間の営みがアシカを孤独に追いやったと同時に・・・
単独で捕食するアシカの行動は孤高なのか???
あなたなら、どう考えますか???
