【 窮屈な社会と学歴 】
戦争特需などを含め、戦後の経済は伸びたものの、
「暮らし」が追い付かない
という状況になりました。
つまり、特に東京・大阪・名古屋という、
都市部（都市圏）の住宅難
が顕在化して来ました。
そこで、風呂と水洗トイレ付きの、安価な公営住宅団地が作られるものの、
今度は「人口の伸び」に追い付かない
という状況に陥りました。
更に、公営住宅団地に関しては抽選制が採用され、当選は宝クジ並と言われ、なかなか当たりません。
しかも、団地は最寄り駅から遠くに建設されるのが普通でした。
そして、この頃から、
専業主婦が登場
して来ます。
そして、もはや長時間労働のみならず、
学歴により給与にも大きな差が生じる事から・・・
子どもの教育に熱心な親が増える・・・
という傾向が加速しました。
その「世相を反映」した、当時のニュースのコメントです、、、
ニュースのコメント：
『 出世第一主義の現代では、子ども達を早くから試験地獄、ライバル競争へ叩き込みます。 能力の低い者を、子ども達は落伍者としか見ません。 強い者、勉強のよく出来る者、これが現代っ子の友達の条件なのです。 』
ところで、現在では、
教育を受けたくとも・・・
受けさせられない親・・・
受けられない子ども・・・
が数多く存在するのが、日本の実状です。
しかも、同じ事は、
食事にも当てはまる
という事です。
他国と比較するという意味ではなく、
果たして、現在の日本は・・・
先進国と言えるのか？？？
という疑問も湧くでしょう。
ただ、
本当の先進国とは、経済のみならず・・・
社会の制度や仕組みを含む「意識」が洗練された・・・
他国の模範となる国・・・
という意味です。
日本国内のみならず、国連などを眺めても、
大人達の体たらく振りは動物園以下
というのが実態です。
そして、
子どもは親（大人）の背を見て育つ
との言葉もあります。
故に、ＴＯＰＩＣＳでは、
言葉を裏切る人は・・・
言葉から裏切られる！！！
と伝えています！
【 ガラスの天井と２つの「３Ｋ」 】
この頃は、男性中心の年功序列＆終身雇用の会社が「当たり前」とされました。
故に、
女性は一時的な労働力と見做され・・・
昇進の機会も限定され・・・
給与も大きな差を設けられ・・・
終いには、結婚すると退職させられる・・・
というのが実状でした。
このような風潮を揶揄し、
ガラスの天井
と呼ばれました。
ところで、現在では女性の権利や労働環境なども、幾分かは改善された側面もあります。
また、男女に限らず専業主婦・主夫を選ぶも、結婚するもしないも、自由であるのが本来は自然で健全な世の中や社会でしょう。
ただ、現在の女性の社会進出の中には、
そうしなければ生きて（生活して）いけない
という側面があります。
また、「意に反する」ものの、そうせざるを得ない人も多数いるのが事実です。
そして、このような歪（いびつ）な社会構造になっている原因の一つが、
「誰か」にとって都合の良い社会
を目的として、造り上げられて来たからです。
そして、変えていく為には、
「誰か」の思惑（真の動機）を見抜く
という事が出発点になります。
ところで、私が高校生の頃には、
女性が男性に求めるのが・・・
高学歴・高収入・高身長の３Ｋ！！！
という事が、よく言われました（笑）
そして、少し時を経た結果、
人間が人間に求めるのが・・・
危険・キツい・汚いの３Ｋ・・・
と言われるようになりました。
そして、現在の日本国民の中には、
移民に過度に反応する
という人も多くなっています。
勿論、不法であったり、無秩序かつ無計画な移民政策などはダメです。
しかし、
もはや日本人だけでは・・・
日本という国は成り立たない・・・
というのが事実です。
これは、経済のみならず、社会の「インフラ全般」も含めてです。
現在では、かろうじて「まだ」日本を選んでくれる外国人も多いものの、
失う前に気づけるように・・・
つまり、失ってからでは遅い・・・
という面に目を向ける必要性があります。
その際に、
反面教師となるのが・・・
２つ目の３Ｋ（危険・キツい・汚い）であり・・・
そこに給与という４つ目のＫを加え・・・
それらを今すぐに改善する必要性がある！！！
という事です！