陰謀論に騙されない為の視点 ~正負の両面を意識し感性を震わせる~

【 盲目を引き起こす確証バイアス(偏り) 】

「確証バイアス(偏り)」とは、

 

自分が正しいと思う情報は(無批判で)信じ込み・・・

自分と反対の意見は軽視や敵対視する・・・

 

というものです。

 

 

この傾向に関し、スタンフォード大学で死刑制度に関する実験が行われました。

この実験では、死刑賛成派と死刑反対派の両方に、

 

同じ2つのデータ

 

を提供しました。

そのデータが、

 

《 死刑には犯罪を抑止する効果がある 》

《 死刑には犯罪を抑止する効果がない 》

 

という2つです。

 

すると、両派は同じデータを「見ている」にも関わらず、

 

《 死刑には犯罪を抑止する効果がある 》 → 賛成派は信頼する ・反対派は分析が杜撰(ずさん)として信頼しない

《 死刑には犯罪を抑止する効果がない 》 → 反対派は信頼する・賛成派は調査方法が不適切として信頼しない

 

という結果になりました。

つまり、

 

自分の観念(信念)を裏付けるものだけを・・・

意図的に選択して信頼する・・・

 

という傾向が高いという事です。

 

 

ところで、TOPICSでは

 

一部の常識を疑うのも大切で必要

 

と伝えています。

なぜなら、一部の常識が作られる理由の一つに、

 

多数派を装う事で・・・

人々を誘導し、コントロールするのが容易になる・・・

 

という側面があるからです。

仮に、多数派の常識が、

 

「事実と真実」に反していても・・・

 

です。

これも同じく、歴史が証明しています。

 

 

そして、「言葉と視点」を変えると、

 

オカルト

 

という「範疇」も、世の中には存在します。

先ほどの陰謀論の調査でも、『 陰謀論者と思われたくないから 』との理由もありましたが、

 

オカルトの本来の意味は「隠された」であり・・・

誰かにとって「都合の悪い事実」をオカルト(範疇)に隠すと・・・

多くの人が「近づく」のを躊躇い・・・

事実から「目を背けさせる」事が可能・・・

 

になります。

これは、魔女狩りも然り、「天動説と地動説」の教会と天文学者の血の争いでも同じ事が起こりました。

 

 

そして、私達が「現在進行形」で作り上げている歴史は、

 

将来の検証に耐え得るものなのか???

あるいは、愚かさの極みとしての反面教師に成り得るものなのか???

 

というのが、この先の「分岐点・岐路」になります!

 

そして、一見すると陰謀論と思われる「何か」を唱える人の中には、

 

真の動機は正しいケースもある・・・

 

というのも事実です。

なぜなら、

 

負の側面としての、事実を陰謀論の中に隠したい理由があるのか・・・

あるいは、正の側面としての、事実に近づく為の問題提起なのか・・・

 

という、同じく「両面」が存在するからです、、、

 

 

では、締め括りに入ります!

 

【 アルゴリズムに騙されない 】

私達は誰もが、

 

人それぞれ、見ている景色は違う

 

というのが事実であり真実です。

故に、

 

多様性は自然で当たり前

 

という事です。

 

ただ、

 

自分が「主体」となって景色を見ているのか・・・

あるいは、「受け身的」に見せられているのか・・・

 

では大きな違いがあります。

 

 

ネットやSNSやYouTube等では、

 

自らで頻繁に近づいた情報に似たものが・・・

自動的にもたらされるアルゴリズム・・・

 

が活用されています。

 

つまり、

 

自らは無意識とは言え・・・

似た何かに、繰り返し晒され続けている・・・

 

という事です。

そして、TOPICSでは、

 

潜在意識は繰り返す毎に定着する

 

と伝えています。

 

 

そして、ここにも「正負の両面」が存在します。

それは、何かの景色を見せられているとは、

 

学ばせて貰っている

 

とも言えるからです(笑)

一方、同じ景色を見ろと強制する理由が、

 

支配

 

です、、、