判明する新たな事実の意味とは ~桜田門外の変と量子力学から~

【 事件当時の現場の状況 】

桜田門へ向かう道中は開けていて、片側には大名屋敷の塀が連なり、水戸の浪士達が隠れる事が出来る場所はありませんでした。

更に、当時は大名行列を見る為に多くの見物人が道中に群れをなし、見物人の為の出店も開かれていて、現場には「数多くの目」が注がれている状況でした。

故に、水戸の浪士達は見物人に扮装し人混みに紛れていました、、、

 

ところで、「自分自身に嘘は付けない」のはその通りですが、最近では、

 

嘘を付いている《 自分を見たくない 》が為に、自分自身を振り返らない

 

という傾向も高くなっています。

 

 

さらに、嘘を付いている事に「充分に気づいて」いながらも、

 

嘘の上塗りで正当化しようとする

 

という傾向も、これまた高くなっています。

「小さな嘘を隠すには、それより大きな嘘を付けば良い」という言葉もありますが、ここが「美談」と関係して来ます、、、

 

【 襲撃の実態 】

井伊直弼の一行は午前8時頃に桜田門へ向かいます。

そして、見物人に紛れていた水戸の浪士達のリーダー関鉄之助が仲間に指示を出します。

 

一人の男が行列を止める為に井伊直弼が乗っている籠に向けて直訴状を差し出しました。

そして、男は近寄って来た護衛数人を斬り殺します。

 

それと同時にこの時、一発の「銃声」が鳴り響き、それを合図に水戸の浪士達は一斉に行列に斬り込んでいきました。

ところで、視点の加味ではありませんが、従来の説を覆す「重要な事実の場面」がここに描かれています!!!(笑)

 

 

【 現在にも繋がる組織論 】

何と、襲撃を受けた彦根藩の従者達の約半数が逃げ出してしまいました!

更に、井伊直弼が乗った籠もその場に置き去りにされる始末です!!!

実は、従者達の多くが今で言う所の「派遣やアルバイト」だったからです(笑)

 

大名行列には大勢の人手が必要になりますが、彦根の国元から全員を連れて来ると費用がかさんでしまいます。

ちなみに、実際に当時の日雇い問屋が作成した人材斡旋業者のリストも発見されています(笑)

 

これで彦根の藩士達26人と水戸の浪士達18人の戦いとなっていきます、、、

しかし、彦根の藩士達は寒さで手がかじかみ、袋に入れた刀を抜く事が出来ず、次々と斬り殺されていきました。

 

そして、この3月3日は「上巳(じょうし)の節句」に該当し、この日は大名が将軍に挨拶をする為に必ず江戸城に出向かなければならない日でした。

水戸の浪士達はそれも事前に調べた上で、この日に決行となりました。

 

 

ところで、確かに多様な働きが可能な社会は大切で必要です。

しかし、既に現在では多くの派遣のケースが企業にとって使い勝手が良い「眉唾物」の制度である事は周知の事実です。

しかも、制度を積極的に後押しして来たのも国家(政府)です。

様々な専門家や有識者が参加する会議も開かれていますが、その「内訳(参加している顔ぶれ)」を知る事で政策の「実態」を垣間見る事も可能です、、、

 

そして、現在のSNS等では情報が「玉石混交」となってしまい、更に生成AIによる「フェイク」も溢れ返っている状態です。

災害が発生して人命が失われている状況でも、アクセス数(というお金)を稼ぐ為に関係無い画像や動画を投稿し拡散したりといった「体たらく」です。

何度も繰り返しますが「自分のした事は必ず自分に反ってくる」を忘れてはいけません、、、