冬至という初夢に贈る物語(メタファー) ~パート5~:蜘蛛(クモ)の糸は誰の為に垂らされるのか

「皆」が(何かしらの)「糸」を持っている(兼ね備えている)のに変わりは無い!!!

 

のも「真実」です(笑)
これが「個性」や「多様性」と言われている所以でもあります。

そして、昇り詰めて「蜘蛛の役目」を果たしているケースでも、時には「自ら」を支えきれなくなり、落ちそうに感じる時もある事でしょう。
そのような時には、

 

「あなた」の周りで既に「蜘蛛の役目」を果たしている「誰か」が・・・

「あなた自身」も落ちないように「支えて」くれる事もあるでしょうし・・・

 

「あなたの糸」を昇って来ている途中の「誰か」も・・・

「あなた自身」が落ちないように・・・

ゆっくりと「負荷」を掛けぬように・・・

「徐々に」・・・「段階的に」・・そして「丁寧に」・・・

という「気遣い」を見せてくれる事もあるでしょうし・・・

 

「あなた」と「誰か」の「糸」を・・・

「螺旋状」に「繋げて」「重ねる」事によって・・・

より強くて柔軟な「糸」を「紡ぎ出す」事もあるでしょう・・・

 

そして、今回は「蜘蛛の糸」を取り上げましたが、現在の世の中や社会を見渡していると、

 

何も「存在」していない水たまりの中に・・・

釣り糸を垂らして・・・

「待って」いるだけ・・・

 

という風に私個人としては見える(感じる)時もありますが(笑)

そして、今回の物語(メタファー)というテーマにちなんで、最後に少しだけ独り言をつぶやかせて頂きます(笑)
ベストセラーにもなった、五木寛之 氏の『 大河の一滴 』という書籍(幻冬舎文庫)があります。
その本における《 反常識のすすめ 》の中の《 科学は常に両刃(もろは)の剣である 》という箇所に、次のような一節があります。

 

『 統計や数字もまた現代の大きな病のひとつだと感じるからだ。

  数字は正直だが、それを扱うのは問題だらけの人間たちではないか。 』

 

そして、現在のコロナ渦においては、

 

(政府や「誰か」にとっての)「都合の良い数字(統計)」をよく見聞きする状況が続いているようにも感じますが・・・

今回の「蜘蛛の糸」も同時に眺めてみると・・・

果たして・・・

救われるべき(救うべき)なのは・・・

「数字(統計)」なのでしょうか・・・

「人(間)」なのでしょうか・・・

 

ちなみに、今回と関連したテーマと致しましては2021年6月12日の第360回目のTOPICS『 他人事は自分事という反映 ~ドラマJIN -仁- というメタファーから~ 』、2019年11月23日の第281回目のTOPICS『 急がば回れ・・・誰にでも可能な「丁寧」という視点 』などもございます!

 

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