もしコロナ禍にヒトラー(のような存在)が現れたら ~嗅覚を磨く~

『 何より「臭い」凄かった。
  瓦礫に埋まった死体の鼻をつく「臭い」。

  その下には、まだ掘り起こされていない人がいると分かりました。
  戦争への《 幻想 》が消えました。

  これが戦争なのです。
  《 人間 》が殺されるのです 』

 

(そして、その後に、逆にドイツが攻撃を受けた「景色」を見て)
『 《 想像力 》さえあれば恐ろしい事態だと分かるはずです。
  何千人も死んでいきました。
  その多くが女性と子ども達です。

  《 無力感 》です。
  何も防げないのだという。 』

 

そして、この彼の「証言」が番組で放映された当時は99歳という事でしたが、自身の経験を若い世代に伝える事についても述べておりました。

 

『 ヒトラーは私の怒りの源です。
  私が学校を訪れて子ども達に《 語り続ける 》のは、隣人と共に生きる事、平和に生きる事の大切さ。

  《 一人の言葉 》ではなく、《 多様な言葉 》を尊重する事が、いかに大切かを《 伝える 》為です。 』

 

では、この番組からの内容は、ここで一つの節目(最後に余談としてもう少しだけ紹介して参りますが)と致しまして、皆さんはここ数年来から現在迄の「空気感」をどのように「嗅ぎ取る」事が出来たでしょうか、、、

そして、ここから私が多くを語る必要性もありませんが、ほんの少しだけ私なりの視点をコメントさせて頂きますので、気の長~~い方々は、今少しお付き合い頂ければ幸甚です(笑)
そして、締め括りと致しまして、最初に言及した、ヒトラー自身が発した「ある言葉」もご紹介して参ります!
まず、

 

当時のドイツでの「混乱・混沌・虚無・退廃」などの「空気感」の蔓延は・・・

「元」は「無関心」から発せられているものであり・・・

 

という面が読み取れます。
これは「今、現在」にも通じるものでもありますが、しかし、

 

当時はドイツという一国であったが・・・

今、現在では・・・

日本を含め、世界の多くの国々に「無関心」が蔓延している・・・

 

のが、当時との「大きな違い」になります。
なぜなら、この「無関心」を別の表現に変えたものが「(行き過ぎた)○○ファースト」だからです。
また、「嘘や詭弁」についても同様に世界において蔓延している状況も同じです。

 

そして、今回のテーマには「嗅覚を磨く」と入れておりますが、「焦(きな)臭い話」などの言葉もあります。
、、、このTOPICSも、そのように思われていなければ良いですが(笑)

また、このTOPICSでも何度もご紹介しているものに、「是非」はともかくと致しまして「臭いものに蓋をする」という言葉もあります。
ただ、