志村けん さんに学ぶ「志」 ~感謝と追悼、そして、その先へ~

最後は志村さんなりの「落ち」で締め括ってくれておりますが(笑)、「コミュニケ-ション」を避ける要因の一つに、「耳に痛い事は聞きたくない」というのがあります。
そして、現在の新型コロナウイルスにおいても、「コミュニケ-ション」における「呼吸」というのが阻害されてしまいます。

志村さんはテレビカメラの前だけだと『 ちょっと不安になるんだよね。 』との思いを持ちつつも、 『 お客さんの前って好きだねぇ~、緊張するけど 』『 いつも毎週お客さんの前でやってたから、反応がすぐ分かるから、それで教わる訳ね。 』『 実際、舞台でやるとお客さんの反応と拍手と笑い声が、凄い自分の中の勇気と自信になってくるのね。 』との思いからも、ご自身なりに「コミュニケ-ション」の大切さに、そこに「調和とバランス」を加味する楽しさも、それまでの「経験」から(無意識ながらも)「会得」していた事であるかもしれません。

なぜなら、お客さんから『 教わり 』、教わったものから何かを産み出し、それにお客さんが『 拍手と笑い声 』で応えてくれて、志村さんの中における『 勇気と自信 』に繋がっているという、正(ポジティブ)のスパイラル(循環)が産み出されている事が、ちゃんと「コミュニケ-ション」が築かれている、何よりの証となっています。

長くなってしまいましたが、次が最後の項目になりますので、いかりや長介さんのように、『 次、行ってみよう! 』で最後までお付き合い頂ければ幸いです(笑)