2016年も御礼申し上げます

こんにちは。
レイキ ヒ-ラ-&ヒプノセラピストの瀬川です。

 

本年も今日を残すのみとなりました。
2016年においても、カウンセリング、レイキ ヒ-リング、ヒプノセラピ-(催眠療法)をお受けになって頂きましたクライアントの皆様方、各種認定講座、セミナ-をご受講頂きました皆様方、本年も誠にありがとうございました。
また、直接のご面識はないかもしれませんが、このTOPICSをお読み下さった皆様方へも併せて御礼申し上げます。

 

2016年のS.Light.Mにおいては、セミナ-を新たなメニュ-として開催を始めました。
カウンセリングを受けるほどではないが、何となく日常生活においてモヤモヤする、思ったように物事が運ばない、また、心や体などに興味はあるが、何を始めてよいか分からない、色々な本などを読んでいてもよく分からない、また、自分が考えていることなどを他の人に話すと変に思われると感じて自分の中だけで納めてきた、などの様々なご要望にお応えする形でセミナ-開催の運びとなりました。

 

特に、自分の思うこと、そして、自分の考えていること、自分なりに体験したことなどを他の人に話すとおかしいと思われるという理由で誰かに話すことを躊躇っている方などが多くいらっしゃいました。
そのような場合でも、まずはその体験を受け入れ、そして、そのような体験について一緒に考えたり、実はそのように思い・考えていることは、現在の最先端の科学や哲学などでも研究されている側面も多々あることなどの情報をセミナ-に盛り込むことによって、安心して頂いた方々が多くいらっしゃったことも印象的でした。
そして、そのようなご自身の変化を周りの方々のためにも活用して頂けてることは、とても喜ばしいことでもあります。

 

2017年も、古き良きものは継続し、効果がありそうな手法などは新しいものでも積極的に取り入れて、少しでも皆様方のお役に立てるよう、私自身も精進を続けて参ります。
そして、2017年からは、カウンセリングなども通して、私自身も一緒に学ばせて頂いているという観点からも、料金の改定をさせて頂いて、少しでも皆様方への還元となれるよう、従来よりも消費税分がお得となるよう設定させて頂くことになりました。

 

お一人お一人の人生に少しでも寄り添えるよう行って参りますので、2017年も引き続きどうぞ宜しくお願い申し上げます。
そして、皆様方の2017年が輝かしい素敵なものとなるよう、心より祈念致しております。
それでは、素敵な年末年始をお過ごし下さい。

2016年12月31日 11:12

心が感じ入り動く2017年へ・・・

こんにちは。
レイキ ヒ-ラ-&ヒプノセラピストの瀬川です。

 

2016年も残りわずかとなりました。
忙しくてまだ今年を振り返る余裕がない方、あるいは、すでに気を取り直して2017年へと意欲を向けている方など様々な思いがあることと思います。
2016年から2017年へと年が新たに切り替わることで、他の全てのことも自動的に切り替わっていくものでもありません。
やはり、切り替えの第一歩としては「心の切り替え」が大切になってきます。

そして、「心の切り替え」というのは、誰もが自分なりにいつでもどこでも出来ることでもありますが、そのような意識を加速させるのに、このような年末年始というのは効果的に作用する時期でもあります。
そこで、今回は「心が感じ入り動く2017年へ・・・」というテ-マで進めて行きたいと思います。

 

ところで先日、ジャ-ナリストである池上彰 氏の、とある番組を観ていました。
その番組の中で、以下のようなニュ-スが報道されていました。
それは、世界最大の英語辞典であるオックスフォ-ド英語辞典が、2016年を象徴する英単語を発表したというものです。
日本で言う所の「今年の漢字」のようなものでしょう。
そして、その英単語とは、

 

Post - truth( = 事実のその先)

 

というものです。
「事実のその先」とはやや分かりにくいものですが、その定義も紹介されていました。
その定義とは、

 

客観的事実が個人の感情や信念に訴えるものよりも影響を持たない状況

 

というものです。
これでもまだ、やや分かりにくいかもしれませんので、この番組内では最も短く紹介されていました。
それは、

 

嘘が事実を圧倒する

 

という意味です。
ここまでで、ヒプノセラピストの方々や、あるいは、ヒプノセラピ-に興味のある方などは、「暗示」に似ているなぁ?と思うかもしれません。
確かに「暗示」に似ている点もあります・・・(ちなみに実際のセッションで活用する「暗示」については「嘘」という扱い方はしておりませんので、ご安心及びご理解の程、宜しくお願い致します)。
ちなみに、「暗示」の本質とは、

 

その人にとって、「もっともだ」と思われるような考えやアイディアの提案

 

です。
なので、他の人にとっては「不可思議な暗示」でも、ある人にとっては「もっともだ」と思われるような提案であれば、それも功を奏するというケ-スも多々存在します。
そして、「暗示」というのは、反復継続されることで、どんどん潜在意識に定着されていくという特色があります。
それでは、先に進めて行きます。

そして、この英単語の紹介の後に、池上 氏は以下のようにコメントを締めくくっていました。

 

「 人の心を揺り動かすような言葉であれば、例え事実と掛け離れていても影響力を持つ。
ニュ-スを受け取る側(視聴者側)から見れば、嘘を見抜く力を・・・ 」

 

と。
番組内ではここまででしたが、おそらく池上氏のコメントの「・・・」の箇所には、

 

「 (嘘を見抜く力を)養って欲しい・・・ 」

 

という風に私には読み取れました。
そして、ここからが今回のテ-マに繋がっていきます。
確かにこのような「嘘を見抜く力」というのはとても大切なことです。
今回のようなニュ-スの内容にも当てはまりますし、嘘と知らずに自然とそのような流れに乗せられてしまうことも過去の歴史が証明しています。
そして、この「嘘を見抜く力」というのは、

 

自分自身の内(心)にも当てはまる

 

ということです。
では、この自分自身の内(心)にも当てはまる、「嘘を見抜けていない」一番日常的なケ-スをご紹介致します。
それは、

 

上手くいかない出来事などを、誰かや何かの責任にしている

 

というケ-スです。
つまり、このような状況や心情の時には、

 

あなたは自分自身に対して嘘をついている

 

という客観的事実の中にあり、

 

その嘘に気付けていない自分がいる(圧倒されている)

 

という渦中にはまっているということに陥りがちになっていきます。
上手くいかない状況にはそれなりの理由もあることと思います。
単に自分の力不足と感じる時もあるかもしれません。
あるいは、中には自分一人の力だけでは達成出来ない状況も勿論あることと思います。
そして、このような時、一番大切で自分の最大の味方になってくれるのは、

 

自分なりの出来る範囲で精一杯のことを行い、その後の結果は手放す

 

ということです。
そして、これが出来ていると感じていれば、

 

あなたは自分自身に対して正直でいることが出来ている

 

という証にもなっています。
「人事を尽くして天命を待つ」「果報は寝て待て」も同様の意味合いです。

 

それでは、ここで、2016年に成し遂げられなかったこと、あるいは、2017年で取りかかりたいと思ってはいるが躊躇(ためら)っていることなどがあれば、少し考えてみて下さい。

 

何が理由で成し遂げられなかったのでしょうか?
あるいは、
何があなたを躊躇(ためらわ)させているのでしょうか?

不満でしょうか?
不安でしょうか?
怖れでしょうか?
猜疑心でしょうか?
自信のなさでしょうか?
・・・・・

 

色々と出てくるかもしれません。
そして、もう一つ考えてみて下さい。
あなたを妨げている様々な理由の中に、

 

嘘はないでしょうか?

 

ここでの嘘とは社会的な背景や要因ではありません。
それは、

 

あなたが自分自身に対して持っている信念

 

ということです。
そして、この信念というのは良くも悪くもあなたを動かす原動力となっています。
良くも悪くもというのは、正しい、あるいは、間違っているということではありません。
それが何であれ、

 

あなたが(無意識であれ)強く思うことが、あなたの行動に影響を与えている

 

という意味です。
そして、ここからは2017年へ向けての私からの一つの「提案」です。
この提案を試してみるのも、あるいは、ご自身なりの信念で動いていくのも、皆さんの全くの自由です。

 

この世の中には、絶対的なものとは、実はそれほどありません。
逆に言えば、少ないながらも絶対的なものもあるということになります。
そして、そのようなものの内の一つは様々に姿や形を変え、また、様々な表現方法で用いられています。
それが何なのか?は皆さんなりに見い出して頂ければと思いますが、ここでは仮に「ある思い」と称します。

 

この「ある思い」に反した行いというものは、それがどんなに圧倒的な力を持っているように見えても、遠からず、その内側から崩壊していくことになります。
また、逆にこの「ある思い」に則した行いというものは、最初は微かな光と言えども、徐々にあなた自身を照らし、やがてはあなたの周りの人をも照らし出してくれるようになります。
そして、この「ある思い」に気づき、見い出す一つの羅針盤となってくれるのが、

 

あなたの心が感じ入り動くもの

 

ということになります。
そして、先ほどの池上 氏のコメントにおいてあったように、逆にあなたにとっての嘘を見抜く一つの羅針盤が、

 

あなたの心を揺り動かすもの

 

ということになります。
あなたがこの社会の中で見聞きするもの、そして、あなた自身の中に見い出されるものが、あなたにとっての嘘であるのか、あるいは、あなたにとっての絶対的なものであるのか、

 

心が感じ入り動いているのか? あるいは 心を揺り動かされているのか?

 

この点を一つの羅針盤として、あなたにとっての素敵な2017年を見つけ出してみて下さい!
そして、その手助けをしてくれる、冬至という初夢もまだまだ継続していますので!

2016年12月26日 01:12

冬至という初夢に贈る物語(メタファ-)

こんにちは。
レイキ ヒ-ラ-&ヒプノセラピストの瀬川です。

 

2016年も残り2週間ほどになりましたが、今年も国内外で様々な出来事が起こりました。
皆さんも嬉しい出来事や、あるいは、嫌な出来事など、様々な経験を経てきていることと思います。

 

ところで、2016年の冬至は12月21日となっておりますが、初夢というのは、この冬至の前後辺りからよく見るようになると言われています。
いわば、新年、そして、来年を良くしていきたいとの、自分自身からのメッセ-ジとも捉えることが出来るかもしれません。
そこで今回は「冬至という初夢に贈る物語(メタファ-)」というテ-マでお届けしたいと思います。

 

と、その前提としまして、S.Light.Mではヒプノセラピスト認定講座も開催しておりますが、日本国内においてはヒプノセラピストとして活動するに際しては特段の資格などは必要ありません(勿論、技術面などにおいて適切にセラピ-を行うことが出来るのか、あるいは、医師法違反にならぬよう、ある種の制限というのは暗に存在しておりますが)。
なので、多くの方はヒプノセラピストとして活動するに際しては、ABH(米国催眠療法協会)やNGH(米国催眠士協会)などの公式講座を通じて理論と実技を学び、認定・登録を受けて活動しているケ-スが圧倒的に多いです。

 

しかし、私が行っているような認定講座を開催するにはトレ-ナ-という別の資格が必要になってきます。
私はABH(米国催眠療法協会)のトレ-ナ-の資格の元に、ABHの基準にも則し、また、さらに確実な理論と実技を修得して頂けるよう、私なりの追加プログラムも認定講座に含めて行っております。

 

このようなトレ-ナ-の認定を受けるには、トレ-ナ-としての理論と実技をさらに修得していきますが、その中には、複数の方々の前で、ショ-催眠などを含めた1時間半程度のプレゼンテ-ションという最終試験が行われています。
そして、この中で行う試験項目の一つに今回のような物語(メタファ-)を活用した試験というのも行われます。

 

これは、私達の身近にある出来事にいかに気づき、そして、それらのことをヒプノセラピ-に活用出来るようにアレンジする能力などが問われています。
そこで、今回は私がこの最終試験の際に活用した物語(メタファ-)のうちの一つをご紹介致します。
この物語は当時一緒に学んでいた他のヒプノセラピストの方々からも暗示療法に使わせて欲しいと言ってくれたものにもなっております。
また、今回ご紹介する物語の原型は、アメリカの作家であるエレナ・ホグマン・ポ-タ-という方の「少女ポリアンナ」というお話がベ-スとなっております。

それでは、この物語と皆さんの素敵な初夢が繋がることを祈念して、短編スト-リ-のようにお楽しみ下さい。
では、物語の始まりです・・・

 

ある町に、メアリ-という11才の少女がいました。
メアリ-は小さい頃にお母さんを亡くし、1月前にはお父さんも亡くしてしまいました。
身寄りがなくなってしまい、メアリ-はたった一人だけの親戚のおばさんの家に引き取られることになりました・・・

 

しかし、たった一人だけの親戚といえども、そのおばさんはメアリ-をあまり歓迎していませんでした。
おばさんは裕福で家も大きく、綺麗な部屋がいっぱいありましたが、メアリ-が暮らすことになったのは狭苦しい屋根裏の部屋でした。
窓にはカ-テンもついていません・・・

 

その家にはお手伝いさんがいて、そのお手伝いさんはキャロルと言いますが、このお手伝いのキャロルは、このような境遇のメアリ-を心から気の毒に思っていました。
ところが、案内された屋根裏部屋の窓辺に駆け寄ってメアリ-は、

 

「見て、キャロル。なんて素敵な眺めなの!
壁には絵がなくてちょっとガッカリしたけど、この景色は絵よりも素敵な眺め!
カ-テンがないから額縁に入っているみたいだし!
それに部屋に鏡がないから、ニキビの自分の顔を見なくて済むものね!」

 

とキャロルに話すのです。
こんな屋根裏部屋ではメアリ-は泣き出すのではないかと思っていたキャロルはびっくりしてしまいました。
さらに驚いたことに、メアリ-は部屋の窓から木に飛び移って、外に飛び出して遊びに行ってしまいました。
それを聞いた親戚のおばさんはとても怒って、メアリ-の今夜の夕食を抜きにして、パンと牛乳だけにしてしまいました・・・

 

外出から戻ってきたメアリ-はパンと牛乳を食べながら、お手伝いのキャロルに今日の冒険について楽しそうに話すのです。
逆にキャロルはパンと牛乳だけの夕食になってしまったメアリ-を哀れんでいたのですが、メアリ-は、

 

「とても嬉しい!
だって、パンと牛乳は大好きだし、なにより一人ぼっちになった私が、あなたと一緒に夕食を食べられるのだもの!」

 

と、にっこり笑うのです。
そこで、キャロルはどうしてそんなに喜べるのかメアリ-に訊ねました。
するとメアリ-は、

 

「これはゲ-ムなのよ!」

 

と答えるのです。
このゲ-ムというのは、メアリ-が「いいこと探しゲ-ム」と名付けているもので、家が貧乏だったため、他の人が使わなくなったものを貰う生活をしていたのですが、メアリ-は「お人形」が欲しかったにもかかわらず、その時貰えたのは「松葉杖(まつばづえ)」だったことがあったのです・・・
メアリ-はその時とてもガッカリしたのですが、メアリ-は当時を思ってこう話しました・・・

 

「でもね、お父さんは、松葉杖を貰って良かったね、と言ったの。
松葉杖を貰っても使う必要がないなんて、とても嬉しいことじゃないか!」

 

と。
キャロルは考えもつかなかった話を聞いて、たいそう納得しました。
そして、メアリ-はこう話を続けました・・・

 

「そうでしょ?
それから私とお父さんはいつもいいこと探しゲ-ムをしたの!
お父さんがいなくなって、とても悲しくて、いいことなんて探せないと思った時もあるけど、おかげで今こうしてキャロルと出逢えたことは、とてもいいことが見つかったのよ!」

 

・・・キャロルはメアリ-のことが大好きになり、メアリ-と一緒にいいこと探しゲ-ムをして、いつの間にかそのゲ-ムは町中の人々が行うようになりました。
その町でも、悲しいことも、辛いことも起こります・・・
しかし、その町の人々が笑顔を失うことはなかったそうです・・・

以上で物語は終了です。

 

冬至という年の瀬の時期には、ふと、忘れかけていたものを思い起こさせてくれる時期でもあります。
そして、それらは来年に向けてのあなたへのメッセ-ジとなっているかもしれません。
それらは、あなたが小さい頃に、誰かが読み聞かせてくれたある一つの物語であるかもしれません。
また、小さいお子さんがいらっしゃる方などは、「今あなたが読み聞かせている」物語が、その子の将来における希望や勇気となっていくかもしれません。
そして、それら全てのことが「今の素敵なあなた」を彩ってくれていることを胸に感じ、素敵な初夢の時期を楽しんでみて下さい!

2016年12月19日 04:12

潜在意識は憶えている ~ イップスなどの症状とヴィパッサナ-瞑想 ~

こんにちは。
レイキ ヒ-ラ-&ヒプノセラピストの瀬川です。

 

本格的な冬の到来に入り、青森県内でも徐々に積雪が重なる時期でもあり、また、雪の降らない地域においても寒さなどから、なかなか屋外での運動をすることなどが億劫に感じられる季節であるかもしれません。
私も小さい頃から順に、剣道、野球、バドミントンの運動を主に行い、そして、仕事をするようになってからはゴルフを多少かじる程度になりました。

 

そのような経験から、今でも野球は好きですが、今の時期というのはプロ野球界においてもFAやトレ-ド話が持ち上がってきたり、また、引退なども話題に出る頃です。
そのような中、先日、あるプロ野球選手が引退を致しましたが、引退の主な理由が「イップス」に悩んでいた、との報道がなされていました。
そこで、今回は「潜在意識は憶えている ~ イップスなどの症状とヴィパッサナ-瞑想 ~」というテ-マでお伝えしていきます。

 

ところで、「イップス」という言葉はあまり聞き慣れていない方も多いかと思いますので、簡単にご説明致します。
「イップス」とは、今までスム-ズに行えていた動作が、ある日を境に、自分の思う通りに体が動かなくなる症状であり、運動障害とも呼ばれており、精神的なものが主な原因と考えられています。

このような「イップス」という症状は、ゴルフ選手の間では昔から盛んに使われている言葉ですが、このような症状は野球、テニス、サッカ-、卓球など、多くのスポ-ツ分野においても見られる症状でもあります。

 

具体的な例としては、例えばゴルフであれば、今まで多くの練習を行ってきて、これ位の距離であれば目をつむってでも入れられるようなパットでも、ある日や何かを境に、そのパットが入らなくなったり、野球では小さい頃からキャッチボ-ルなどを何度も行ってきて、相手の胸をめがけてボ-ルを投げることは容易になっているにも関わらず、実際の試合では上手く送球が出来なくなってしまうケ-スなどがあります。

 

そして、そのような試合中でのある意味凡ミスとも言われるようなプレ-や動作を克服しようとさらに練習を続けますが、練習中には出来ても試合ではそのような動作がスム-ズに行えなくなり、そのような経験が積み重なることにより、練習中でのプレ-においても同じように上手く動作が行えない「イップス」になってしまうという経過が多数報告されています。

 

そして、終いには、練習を続けているにも関わらず、一向に改善されず、もうこれ以上何をどうして良いのか分からない状況に陥るという心理的な側面が現れてきます。
理由や原因は人それぞれ様々考えられます。
一つの些細なミスから不安や恐怖を徐々に感じ始め、それが、また今度同じことが起こったらどうしよう・・・という予期不安などにより、体が極度に緊張しバランスを失っていくということも考えられますが、その内の一つには、

 

改善しようと微調整を行い続けているうちに、本来スム-ズに行えていた動作を忘れてしまった・・・?

 

ということも考えられます。
そして、このようなことは私達の日常生活でも起こり得ることです。
今までほとんど無意識に行えてきたことが、ある日を境に突如出来なくなってしまう・・・

 

例えば、ここで架空の料理を例に考えてみます。
普段から料理が好きでよく行っているので、タマネギのみじん切りなどもお手の物です。
ある日、普段と同じようにみじん切りを行っていた所、ほんのわずかなテンポのズレから指をケガしてしまいました。
そこで、これは危ないと思い、少し包丁の扱いに慎重になろう、と考え始めます。
これはこれで、とても大切で良いことだと思います。

しかし、この慎重になろう、という意識が、

 

慎重になり過ぎてしまう・・・

 

という方向に加速していくと、さらにわずかなズレを生じさせることに繋がっていく可能性もあります。
そして、あまり慎重になり過ぎてみじん切りを行っていくと、今まで行っていたようにスム-ズに、そして、スピ-ディ-に行えていないことに気づき始めていきます。

 

すると、あまり慎重にやり過ぎるとかえってケガをしそうだなぁと考え、急激に元に戻し始めます。
しかし、やはり当初のようになかなかスム-ズにみじん切りが行えないことにより、いわゆる深みにはまっていく・・・ということに繋がっていくかもしれません。

そして、このような経緯に至った理由の一つには、最初の指をケガした際に、

 

慎重にも慎重を重ねて・・・

 

という意識が、その人の潜在意識(無意識)に、それこそ無意識に組み込まれてしまった可能性が大いに考えられます。
このように、今まで出来ていた動作や行い、あるいは物事などに対して、必要以上に慎重になり過ぎると、どのようにして良いのかが分からなくなり、終いには、今までどうしてたんだろう?と考え込むようになっていきます。
繰り返しますが、慎重になることは大切なことでもあり、悪いことでもありません。
しかし、それも度が過ぎると「イップス」のような症状に繋がる可能性も否定出来ないかもしれません。

では、このような状況からどのように打開を図っていけば良いのでしょうか?
その一つには、

 

「今」思っているよりも、少し大胆に行う

 

ということが挙げられます。
これは、すでに潜在意識(無意識)の中に、過度な慎重が組み込まれてしまったため、これを徐々に緩めていく効果があります。
そして、それを行えたら、次の時も、

 

「今」思っているよりも、少し大胆に行う

 

ということを繰り返していくということになります。
そのように行っているうちに、徐々に「本来の自分を取り戻して」いきます。

この仕組みは、私達がいったん自転車の乗り方を覚えた暁には、逆に、自転車の乗り方を忘れる方が遙かに難しいことと同じです。
なお、ここまでのケ-スは、あくまで今まで行えてきたことが出来にくくなっているケ-スであり、今まで出来なかったことを「少し大胆に行う」ことですぐに出来るようになるものではありません。
また、最近の高齢者による運転事故などの一つの原因のように、年齢の経過と共に身体的、あるいは、認知的な力が弱まりつつあるものを「少し大胆に行う」ことで快復させる手法ではありません。
逆に、重大な事故に繋がる可能性もありますので、誤解のないようご了承願います。

 

そして、先ほどコメントしました「本来の自分を取り戻して」いくというポイントを実現するのに役立つ効果的な方法の一つに「自己暗示」があります。

ところで、以前のTOPICS「「歯」とヒ-リング」において、私自身の抜歯の体験を掲載しました。
抜歯をして少し経た後、何となく歯の噛み合わせが上手くいかないなぁと感じる時がありました。
そして、色々噛み合わせを模索しているうちに、本来の噛み合わせを忘れそうになっている自分に気づきました。
そこで、私は、

 

噛み合わせが最善の状態を取り戻している

 

という「自己暗示」を、寝る前に1週間ほど行いました。
そうこうしている内に、本来の噛み合わせの状態に自然と戻っていきました。
なお、抜歯などで長期間歯が無い状態が続くと、実際に歯の場所が移動するケ-スがありますので、歯医者さんに確認してもらうことも必要です。
私の場合でも、歯医者さんに噛み合わせを診て貰った上で問題ないとのことでしたので、精神的及び心理的側面からのアプロ-チとして「自己暗示」を活用したというケ-スです(勿論、実際の治療と「自己暗示」を併用することは全く問題ないですし、予想以上の実感を得られるかもしれません)。

ここまでのケ-スにおいて活用している仕組みは、

 

潜在意識は憶えている

 

という点です。
「イップス」など、本来、出来ていた事柄が、慎重になり過ぎることにより上手くいかなくなったなぁと感じる際は、

 

〇〇(あなたの気になっている症状や動作など)が最善の状態を取り戻している

 

という「自己暗示」も活用してみて下さい。
そして、もう一つのテ-マである「ヴィパッサナ-瞑想」に繋がっていきます。

「ヴィパッサナ-」とは、

 

物事をありのままに見る

 

という意味です。
先ほどまでは、物事を慎重にやり過ぎることでのある種の弊害の側面でしたが、この瞑想法は、それを逆手に取った手法とも言えます。
この瞑想法は、例えば目の前のテ-ブルに置いてあるペットボトルの水を手にするケ-スを見てみます。

 

目の前のテ-ブルにある水を取ろうとする時、

まず、肩がほんの少し先に動きます、、、そして、その後少しづつ肘を伸ばしていき、、、手首がペットボトルを握れる状態に傾け、、、最後にペットボトルを握る指の動きへと、、、

 

という風に、一つ一つの動作を意識していく瞑想法です。
ペットボトルを手にするまでの時間は通常であれば数秒ですが、これを数分掛けて、自分の体の動作を意識しながら行うという方法です。
これは先程来の「イップス」の原因にもなりそうな方法ですが、これを逆手に取るように、普段意識することのない自分の体や動作をありのままに見ることで、「今」に集中出来るようになり、また、その間は雑念などを消しやすいという効果があります。

 

瞑想というと、多くの方は座禅のような格好をし、「無」になろうと目を閉じたりする方法が思い浮かぶかもしれません。
勿論、このような方法も効果的ですが、ほとんどの場合、色々なイメ-ジや考えが浮かんできて、そして、知らぬ間にそのイメ-ジや考えに捕らわれ、巡り巡って、、、終いには眠たくなってくる、、、などのように、難しいと感じる方が多いと思われます。
そのような場合には、このような「ヴィパッサナ-瞑想」を試してみて下さい。
長く行う必要はありません。
ほんのちょっとした動作を、数分かけて見つめてみるだけで大丈夫です。

そして、ここまでの「自己暗示」も「ヴィパッサナ-瞑想」のどちらも、

 

あなたの潜在意識を活用

 

しています。
「自己暗示」では、長い間に定着した本来のあなた自身を「取り戻す」役割を活用し、そして、「ヴィパッサナ-瞑想」では、無意識で行っている本来のあなた自身を「再確認」させてくれます。

そして、今回のテ-マの締めくくりとして、何度も登場している催眠療法家のエリクソン氏の言葉を紹介致します。
それは、

 

「 自分の身体への誇りや信頼、自信を取り戻すには、(健康であった)幼い頃の身体を思い出すだけでいい 」

 

という言葉です。
しかし、もしかしたら幼い頃からの疾病などを現在も抱えている方もいらっしゃるかもしれません。
そのような場合も含めて、さらに次のような言葉も残しています。

 

「 ある朝、目覚めたら、奇跡が起こっていて、自分の問題が解決していたら、あなたの行動(心)はどう変わりますか? 」

 

と・・・。
今回ご紹介した方法で、全てが解決することはないかもしれません。
また、実際の疾病などでは、お医者さんの治療や指示を守ることも大切なことですし、必要なことです。
ただ、今回ご紹介した「自己暗示」や「ヴィパッサナ-瞑想」などは、時間がかかるものでもありませんし、お金がかかる訳でもありません。
現在色々なことに取り組んでいる方もいらっしゃることと思いますが、その際の補完として、今回の2つの手法やエリクソン氏の言葉を考えてみて下さい。
この3つの根本的な源は同じ所に存在していると思いますので、、、、、

2016年12月11日 03:12

20%で出来る心の余裕の創り方

こんにちは。
レイキ ヒ-ラ-&ヒプノセラピストの瀬川です。

 

今年も師走に入り、何かと慌ただしく、また、もしかしたら焦りなども感じやすい時期でもあるかもしれませんが、そのような観点から、前回のTOPICSに引き続き、今回は「20%で出来る心の余裕の創り方」というテ-マをお届け致します。

 

ところで、ご存じの方も多いかもしれませんが、芸人・俳優でもあり、芸術家の一面も持っている片岡鶴太郎さんという方がいらっしゃいます。
鶴太郎さんは1日の活動を始める前に、毎日行っているル-ティ-ンがあるそうです。
そして、そのル-ティ-ンを全部やり終えるのに、6時間もの時を費やすとの事です。

 

このようなル-ティ-ンを行っていることから、例えば午前9時から活動を始めるに際しては、午前3時に起きてル-ティ-ンに取りかかるそうです。
内訳は、3時間でヨガや瞑想や呼吸法などを行い、2時間かけて朝食を摂り(ちなみに1日1食だそうです)、残り1時間で身支度を整えるそうです。

 

確かに、心身のバランスを整えたりするのに効果的な面も多々あると思いますが、このようなル-ティ-ンはほとんどの方が行えないでしょうし、私にも出来ません。
そこで、今回のテ-マにおける「20%」がキ-ポイントになります。

 

皆さんも「腹八分目」という言葉を聞いたことはないでしょうか?
これは、満腹になるまで食べるより、腹八分で留めた方が消化にもよく、また、次の食事を楽しむための準備にもなっています。
勿論、この表現は「ほどほどに」という意味合いですが、それと同時に、

 

余裕も創り出す

 

という側面も兼ね備えています。
また、人間関係などでも同様に、「君子の交わりは淡きこと水の如し」や「親しき仲にも礼儀あり」などの表現もあります。
これも、相手に依存し過ぎることなく、また、依存され過ぎることなく、「ほどほどに」という点を諭しているものです。

 

このような「ほどほどに」という「程度」に関しては個人差も当然出てきます。
そこで「20%」というキ-ワ-ドが登場してきますが、私達は毎日の生活を100%の全力で過ごし続けるということは、ほぼ難しいと思います。
常に100%で全てを行っていると、当然のことながら疲労も蓄積されやすくなるでしょうし、ストレスを感じることも出てくるかもしれません。

 

野球やゴルフなどのスポ-ツでも、思いっきり力一杯に投げたり打ったりしても、思ったほど飛距離が伸びたりすることはあまりありません。
逆に自然と力が抜けた状態で軽く打ったりした時などに、自分でも思ったより飛距離が伸びるということはよくあることです。
つまり、ここでは力を抜いたり、リラックスした状態を創り出し、名一杯に何かを行うよりは、「適度」に力を抜いた方が逆にパフォ-マンスが向上するという現れでもあります。

 

つまり、「余裕を創り出す」ことで、最高のパフォ-マンスに近づきやすくなることも意味しています。
この「余裕」は「遊び」という表現でも使われたりしています。
例えば、車のハンドルにしても、キッチリとしているのではなく多少の「余裕」が取り入れられ「ハンドルの遊びの部分」などの言われ方がされています。
この「余裕・遊び」の部分がハンドルにあることで、結果的により車の操作性が増しているということになります。

 

そして、このようなことは私達の日常生活にも当てはまります。
先ほど述べた通り、常に100%で全ての物事に当たることは難しい面もありますし、何より、力を入れ過ぎることでその人のパフォ-マンスが逆に減少してしまうこともあるかもしれません。
それでは、どのように物事に当たれば良いのでしょうか?
それは、

 

80%の力で最善を尽くす

 

ということに繋がっていきます。
しかし、実は私達が充実している時というのは、常に100%で活動していることも事実です。
その意味は、

 

80%の活動と20%の心の余裕

 

で成り立っているとも言えます。
そして、この20%の心の余裕が、

 

時には120%の効果を産み出す

 

ということに繋がっていきます。
時にはある一点・一時に集中して全力(100%)以上で物事に取り組まなければならない状況もあるかもしれません。
それはそれで良いと思います。
しかし、継続することが重要な場面では全力以上のことをやり続けることも出来なくなっていく事と思います。

 

そして、ここでの「20%の心の余裕」というのは、実は私達の80%の活動と120%の効果の両方を繋ぎ合わせてくれる媒介として働いてくれます。
つまり、たった「20%」の心の余裕が、「80%から120%」の間を繋ぎ止めてくれる、倍の「40%」を産み出す潜在的な力として、私達のパフォ-マンスの手助けをしてくれています。
では、このような「心の余裕」を日常においてどのように創り出すことが出来るでしょうか?

 

そこで、1日の生活をモデルケ-スとして考えてみます。
私達には1日「24時間」という時間が与えられています。

まず、睡眠に「7時間」を費やすとします。

次に、お仕事や家事などの活動が考えられます。
お仕事であれば「8時間」とひとまず考えられますが、ここでは、通勤時間や準備の為に費やす時間も考慮して、お仕事や家事に「10時間」を費やすとします。

ここまでで、1日の残り時間はあと「7時間」残っていることになります。
では、ここで先ほどからの「20%」に登場してもらいます。
そして、計算をしてみます。

 

「7時間」 ☓ 「20%」 = 「1.4時間」

 

となりました。
では、さらに計算を続けます。

 

「7時間」 - 「1.4時間」 = 「5.6時間」

 

となりました。
では、この「5.6時間」と「1.4時間」の意味を見ていきます。

先ほどお仕事や家事において「10時間」の時間を取りました。
そして、この「10時間」の内には、お昼を食べたり休憩したり出来る時間も含まれています。

つまり、この「5.6時間」の活用法には、朝食や夕食、お風呂、家族や夫婦や友達などとの会話、ショッピング、読書など、毎日必要な行いや、時には行う活動などが取れる時間になります。
しかし、この「5.6時間」の時間以外にも、

 

まだ、あなたには「1.4時間」の時間が残されている

 

ことになります。
この「1.4時間」の活用法には、先ほどの会話や読書やショッピングなどをさらに充てることも出来ますし、あるいは、あなたにとって一人で何かを考えたり、勉強したり、といった静寂な時間に充てることも出来ます。
そして、実はこの「1.4時間」の時間が残されているということを意識することが、

 

心の余裕を創り出す

 

ということに繋がっています。
そして、それはたった「20%」で創り出すことが出来ます。
24時間の内の「20%」ではありません。
すでに、睡眠、そして、お仕事や家事の時間は前もって必要なものとして時間を確保しています。
そして、日々必要な活動としての「5.6時間」も必要なものとして時間を確保しています。
そして、このように必要な時間を確保しつつも、

 

あなたには、まだ「1.4時間」という自分だけの時間が残されている

 

ということです。
そして、1日の内に「1.4時間」の時間が自分のために活用出来るということは、

 

「1.4時間」 ☓ 「365日」 = 「511時間 = 約21日」

 

という「休暇」が与えられているとも言えます。
さらに、先ほどの「5.6時間」の内の「一部」も活用すれば、「あなただけの時間」はまだ増やすことも出来ます。

残業や子育てなどで、「1.4時間」を活用出来ない日もあるかもしれません。
しかし、

 

あなたの心の中に「1.4時間」を持っておくだけで、
あるいは、
「1.4時間」を思い出すだけでも、

 

あなたの中に「心の余裕」が創り出されていきます。
繰り返しますが、24時間の内の「20%」ではありません。
全ての必要なことをやり終えた後でも残っているのが、

 

「20%」という「1.4時間」

 

です。
そして、このような「心の余裕」はあなたを手助けしてくれます・・・

 

ところで、まだ真相は分かりませんが、先日、有名歌手が再度覚醒剤に手を出したとのことで、再逮捕されていました。
私が行政書士をしていた時、ある警察署に許可申請の手続きのために出向いた時のことです。
その日は許可申請窓口がとても混雑していました。

 

そこで、混雑していることと、私が遠くから出向いて来たことを考慮して、警察の担当の方が厚意で「取調室でよければ書類を審査してあげるよ」と言ってくれました。
早く審査してくれることも助かったのと、警察の取調室に入ったことはなかったので(ちなみにそれ以来一度も入ったことはありませんので!)好奇心も手伝って、取調室で審査してもらうことになりました。

 

すると、隣の取調室の扉が開いていて、そこに一人の若い女性の方が座っていました。
その女性の方の顔色は真っ白で、目は落ちくぼんで黒くなっており、全く生気が感じられない状態でした。
よくホラ-映画で描かれる幽霊のようなものです。
逆に、幽霊の方が活動的?な分、その女性よりも幽霊の方が生気を感じられる位、私には今でも、とてもその女性の姿が印象に残っています。
警察の方に聞いた所、その女性の方は何度も覚醒剤に手を染めて、何度もその警察のご厄介になっているとのことでした。

 

覚醒剤に手を染める理由や状況は様々でしょうが、何かしらの理由や状況で「心の余裕」が失われているということも充分考えられます。
つまり、「心」に「間」が出来やすくなっている状況でもあり、この「間」がやがて「心」の「隙間」になっていきます。
そして、

 

この「心」の「間」は「魔」に置き換わり、「隙間」が「隙魔」に取って変わられる

 

ということにも繋がりかねません。
そして、「心の余裕を創り出す」ということは、

 

このような「魔」や「隙魔」を入る余地をなくす
つまり、
「魔」や「隙魔」が入って来そうな余地を「余裕」で満たしてしまう

 

ということにも繋がっていきます。
皆さんは覚醒剤や薬物に手を出すということは勿論無いと思いますが、その他の「魔」や「隙魔」を自分の心の中に入り込ませないためにも、また、師走のような時期だからこそ「心の余裕」を意識してみて下さい。

2016年12月5日 01:12

TOPへ戻る

プライバシーポリシー

当サイトのご利用規約

サイトの詳細につきましては上記のご利用規約をご確認ください。

当サイトはリンクフリーではありません。
事前の連絡と許可審査が必要です。

スマートフォン、タブレットで読み取ってください

先頭へ