名前をなくした女神・・・は・・・ ~アイデンティティーを見失わない為に~ 

第174回:『 名前をなくした女神・・・は・・・ ~アイデンティティーを見失わない為に~ 』
【 参照キーワード:名前をなくす、女神、イジメ、お受験、ママ友、パパ友 】

S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング)の瀬川です。

ところで、今回はまず、あるご質問から入ります。
それは・・・

 

あなたは、誰ですか・・・?

 

では、TOPICSを続けていきます。
今回の「名前をなくした女神・・・は・・・ ~アイデンティティーを見失わない為に~」というテーマですが、この「名前をなくした女神」(フジテレビ)というのは、私が以前に観たTVドラマのタイトルです。
このドラマは小学校における、いわゆる「ママ友」と「お受験」を舞台にした壮絶な人間関係を描いた内容です。
嫉妬などのイジメの背景も描かれていますが、今回は直接的にはそのようなテーマを取り上げる訳ではありません。

 

ところで、皆さんも幼稚園や保育園などにおいて、「〇〇くんママ」「〇〇ちゃんパパ」などの言葉がよく使われているのは見聞きした事がある方も多いかもしれません。
ちなみに私は独身ですので実体験をした事はありませんが(笑)

このように、親同士の人間関係においては、そこでは個人としてのお名前を呼ばれる事はほとんどありません
そこで最初の質問に戻りますが、「あなたは、誰ですか・・・?」との問いには、

 

私は〇〇(という名前)です

 

と、多くの方がお答えになるかと思います。
青森太郎です、青森花子です、など。
では、次のご質問を致します。
それは・・・

 

あなたは、どういう人ですか・・・?

 

では、この質問にはどのようにお答えになるでしょうか?
おそらく、私は〇〇という仕事をしています。スポーツが好きです。音楽を聴くのが趣味です。
など、様々な答えが返ってくるものと思われます。

では、最後のご質問を致します。
それは・・・

 

あなたは、何者ですか・・・?

 

この質問にはどのようにお答えになるでしょうか?
ちなみに、実際のコミュニケーションにおいては、「何者ですか?」と聞いてしまうと、相手の方は気を悪くされてしまうケースがほとんどですので、このような表現は使用しない方がよろしいかと思います(笑)

 

この質問にも様々な答えが返ってくるかと思われます。
そして、この答えの中には、最初の質問におけるお名前や、次の質問におけるお仕事や趣味なども含まれてくるかと思います。
しかし、最初の質問と次の質問、そして最後の3番目の質問においては、

 

3番目の質問に答えるには・・・
最初の質問と次の質問では、表現しきれていない・・・答えきれていない・・・
あなたの中の何かが見え隠れしている・・・

 

という感覚になる事が多いかと思われます。
そして、このような見え隠れしているものの中に、