本来の意味の「終活」と、あの世という「区別世界」 ~至っている境地に着目する~ 

第167回:『 本来の意味の「終活」と、あの世という「区別世界」 ~至っている境地に着目する~ 』
【 参照キーワード:終活、この世とあの世、区別世界、境地 】

S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング)の瀬川です。

ところで、先日ニュースを観ていたら、高齢者の方の暴行・傷害などの件数が、十数年前から右肩上がりとなり、事件数も倍増しているとの統計が出ているそうです。
この事件というのは、いわゆる「キレる」という範疇のものが多くを占めておりますが、一昔前でしたら「キレる」という用語は、ある意味、若者世代に当てはまる言葉として活用されていましたが、残念ながら現在ではその境目も無くなりつつある模様です。

 

ただ、暴行・傷害などや「キレる」という行動は年齢や性別などとは本来全く関係ありません
そこで、今回は「本来の意味の「終活」と、あの世という「区別世界」 ~至っている境地に着目する~」というテーマでお届け致します。
なお、「終活?」「あの世?」「高齢者?」という言葉が出てきましたが、今回のテーマもネガティブなものではなく、また、高齢世代の方のみに焦点を当てているものではありません。
「今」すぐに、誰にでも、そして、あなた自身にも当てはまるテーマとなっていることは・・・読み進めて頂ければお分かりになるかと思います(笑)
では、進めて参ります!

 

まず、あの世とは、「厳然たる区別世界」と言われております。
そこで、「区別世界」というイメージを捉えやすくするために、あの世とはLv(レベル)1からLv10迄の段階に分かれていると仮定していきます。
なお、あの世のLvとは、実際にはマンションのように3階や5階などのフロアー毎に分かれているものでもありませんし、上限というのは存在しません
また、Lv1が悪くてLv10が良いという性質のものでもありません。
ポイント制で数字が増えていくものでも勿論ありません(笑)
このLvとは、

 

その人が至っている境地

 

という意味合いです。
そして、あの世における生活においては、例えば、Lv3の者同士が一緒に集まり、Lv10の者同士が一緒に集まっているという具合に、自分と同じような境地に至った人の集まりですので、ある意味、居心地が良いとも言われていますが、その反面、自分やその他の様々な視点に「気づきづらい」という側面もあります。
そこで、まず「本来の意味の終活」という視点ですが、これは、

 

この世を旅立つ時点での境地が、自然とあの世における同じLvの世界に移行する

 

という大前提がある、という意味です。
つまり、「今」あなたがこの世においてLv5であったならば、この世を旅立ち、その先に向かう世界というのは、あの世におけるLv5という事になります。

そして、ネガティブな意味ではなく、明日や未来の事は私達の誰もが分かりません
また、あの世に旅立つのは病気などに限らず、事故や、時には事件に巻き込まれるというケースもある事と思います。
つまり、「一寸先・・・」という表現があるように、

 

誰もが、「今」この時点で至っている境地で、あの世の世界に移行する

 

という事になります。
これは、若い世代であろうが、高齢世代であろうが全く一緒です。
そして、この世の社会における終活とは、断捨離(だんしゃり)のように様々な物を手放したり、あるいは、身辺整理という意味合いが多いかと思われます。
これはこれでポジティブな側面でもあり、素敵な事と思います。
しかし、このような意味の終活には、先程来からの、