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改めて「眠れない」という事について

こんにちは。
レイキ ヒ-ラ-&ヒプノセラピストの瀬川です。

 

ところで、私がカウンセリングなどを行っていて、「よく眠れない」あるいは「寝付きが悪い」などのご相談を受ける時もよくありますし、また、何か他のお悩みでお話をお聞きしている場合でも、それに付随して「そう言えば、最近あまり眠れないかな?」などのお話になることもよくあります。
そこで今回は「改めて「眠れない」という事について」というテ-マをお届け致します。
なお、「眠り」に関しては、以前のTOPICS、

「「羊」を数えると眠れるのかな?」(2015年2月)
「眠れない時の発想の転換と夢を活用した自己実現」(2017年3月)

においても、視点を変えてコメントしておりますので、関心のある方は参照してみて下さい。

そして、今回のテ-マにおいては、

 

「眠り」に対する認識を少し変えてみる

 

という点に焦点を合わせていきます。
そこで、まず前提としてですが、他の事象も勿論同様ですが、「眠り」に関しても人それぞれ様々です。
そして、これを一言で表すと、

 

あなたの「眠り」は、あなたの「オリジナル」で良い

 

と言う事が出来ます。
「眠り」に関しては何時間の睡眠が良い、あるいは、お昼寝が良い、など様々な意見が飛び交っています。
勿論、極端に睡眠時間が少ないよりは長い方が良いのかもしれませんし、お昼寝が効果的と言われてもお仕事などでお昼寝出来ない方も多くいらっしゃるかと思います。
どの意見が良い悪いという意味合いではなく、あくまで、

 

「眠る」のは、他ならぬあなた自身

 

という事から、「睡眠に関する様々な意見」にあまり翻弄される事なく、あなた自身の考えや感じ方を尊重して下さい。
そしてその中で、自分に合っているなぁ、と感じられるものは試してみるのも良いと思います。

 

では、ここであなたに一つの質問を致します。
あなたがオギャ~と産声を上げて産まれてきた時から・・・
あなたは「眠り」について・・・

 

誰かに教わったのでしょうか・・・?
あるいは、
一生懸命に練習して「眠れる」ようになったのでしょうか・・・?

 

どうでしょうか・・・?
100人の方がいようと、1万人の方がいようと、この質問については「100%の方」が、

どちらでもない・・・

とお答えになると思います。
では、もう一つの質問を致します。

 

なぜ、誰に教わったのでもなく、はたまた、一生懸命に練習した訳でもないのに・・・
どうして、産まれた後に(あるいは産まれる以前の胎内においても)「眠れる」ようになったのでしょうか・・・?

 

この答えには様々あるかと思います。

人としての当たり前の機能だから・・・
それが自然の摂理だから・・・
あるいは、
当たり前過ぎて答えるのも馬鹿馬鹿しい質問だ・・・

など、色々ある事と思います。
そして、全ての解答が正解であるようにも感じます。
これは「呼吸」にも同じように当てはまる事と思います。

 

ところで、私はS.Light.Mで行っているセミナ-などでも、ご参加頂いた方へ、次のような質問をする事があります。

 

私:「もし、あなたが自転車の乗り方を完璧に忘れる事が出来たら、100万円差し上げますよ!」

すると、参加者の方は少し考え込んで、

参加者:「・・・自転車の乗り方を忘れる・・・?難しいかも・・・」

 

と、ほぼ全員の方がお答えになります。
勿論、「ほぼ」と言うのは、今まで自転車に乗った事がない方や、練習したけれど乗れなかった方は別という意味です。
そして、再度、私は念を押して聞いてみます。

 

私:「100万円ですよ!単に、自転車の乗り方を忘れ切る事だけで・・・」

参加者:「悔しいけど、完璧に忘れ切る事は出来ない・・・と思う・・・」

 

と、お答えになります。
勿論、このやり取りを真剣に行っている訳ではありません(笑)
セミナ-における「潜在意識」の項目を楽しんで学んでいくための、あくまで「遊び心」からの質問とやり取りです!

 

股関節の怪我など、何かしらの身体上の痛みなどから自転車に乗れない方や、あるいは、自転車に乗っていて怪我をしたなどの体験から、自転車に乗るのが怖くて乗れない、というケ-スはあります。
しかし、これは何らかの理由があって「乗る事が出来ない」のであって、「乗り方を忘れた」という訳ではありません。

 

早い人では3~4歳頃から自転車に乗れるようになった方もいらっしゃるかと思います。
そして、乗れるようになるまで、誰かに教わり、一生懸命に練習もした事と思います。
しかし、乗れるようになってから「乗り方を忘れないように!」との思いから毎日乗り続けている人もほとんどいらっしゃらないかと思います。
少し間が空いた事で、最初乗る時には勘を取り戻すように慎重になる方はいらっしゃるかと思いますが、すぐに以前と同じように乗れるようになります。
そして、このように、

 

物心がついてから、誰かから教わり、あるいは、一生懸命に練習した事ですら、忘れる事はなかなか難しい・・・

 

と言う事が出来ます。
では、ここで今一度考えてみて下さい。

 

あなたは、どのようにして「眠れる」ようになったのでしょうか・・・?

 

では、考えるの止めて下さい。
これは、とても意地悪な質問です。
なぜなら、

 

答えがないから

 

です。
そして、

 

答えがないという事が正解

 

だからです。
敢えて言えば「本能」と言えるかもしれませんが、そのような事からも、

 

あなたが「眠り方」を忘れる事など、絶対にあり得ない!

 

とも表現出来ます。
また、

 

そもそも誰に教わったのでもなく・・・練習した訳でもなく・・・
現に産まれてから今まで、勝手に?自然に?出来てきた事を、忘れる事は不可能・・・

 

とも言えます。
ここまでが、「認識を変える」という第一段階です。
では、第二段階に進んで行きます。
「眠れない」と感じている方が気づいているかどうかは分かりませんが、実は、このような方々は、

 

とても素晴らしい集中力を持っている!

 

という共通項があります。
「眠れない」ことと「集中力」は関係ないと思われるかもしれません。
確かに「眠る」ことに「集中」しようとすると、眠りづらくなる、と私も思います。
しかし、ここでお話している点は若干視点が違います。
皆さんもこのような経験はありませんでしょうか?

 

小さい頃に楽しみにしていたイベントの前夜は、なかなか寝付けなかった・・・

 

という経験です。
遠足でも運動会でも、家族旅行でも何でも構いません。
そして、この「前夜の状況」を思い出してみて下さい。
おそらく、ほとんどの方が、

 

楽しさに気持ちが逸(はや)り、興奮していた・・・

 

という心の状況であったと思われます。
つまり、

 

(無意識ながらも)翌日のイベントの楽しさをイメ-ジする事に、とても集中していた

 

という状況であった事と思います。
そして、無意識ながら色々と想像し集中していた事により、

 

感情も高まって、さらに寝付けなくなっていった・・・

 

と。
実は、このような小さい頃の「寝付けなさ」も、大人になってからの「眠れない」という事も、本質の源は同じです。
それが先ほどコメントした、

 

素晴らしい集中力

 

です。
あくまで私個人のカウンセリングなどからの経験ですが、ほぼ、100%の人が、

 

「眠れない」という事が本来の悩みでも問題でもない

 

という点は共通しています。
これは、

 

本当は別の悩みや問題があり、眠る時に無意識ながらもその悩みや問題に意識が集中してしまう

 

という状態です。
当然の事ながら、意識が集中し、焦点が絞られてくると、その悩みや問題に対する感情も昂ぶりを覚えてきます。
これでは、なかなか「眠れない」と感じるのも無理からぬ事です。
そして、もうお分かりかと思いますが、このような「眠れない」という状況を改善していくには、

 

本当の悩みや問題に対処をしていく

 

という事です。
これをしない限り、なかなか「眠れない」という状況は改善しにくいかもしれませんし、仮に「眠れる」ようになったとしても、別の側面に何かしらの現象が現れてくる可能性も否定は出来ません。
しかし、やはり本当の悩みや問題に対処をしていくために、良く寝て気力と体力を付けたい!と思われる気持ちもよく理解出来ます。
では、どのようにしていけば良いのでしょうか?
そこで、まず、「眠れない」時に何かしらの悩みや問題に意識を集中させていたというのは、

 

単に、無意識において繰り返してきた行為に過ぎない

 

という点を覚えておいて下さい。
これは、ポジティブに表現すると「習慣」でもあり、ネガティブに表現すると「癖」という事になります。
そして、ここで一点、無意識に繰り返してきた行為は「潜在意識」に定着しやすくなっています。
先ほどの自転車の乗り方に似ています。
再度、新たな事を潜在意識に定着させていくには少しの繰り返しの時間は必要になりますが、しかし、だからと言って変えられない性質のものではありません。
そこで、この性質を逆手に取って、今まで通りに素晴らしい集中力を活用し続けます。
そして、その方法とは、

 

眠りに付く時に、今までの悩みや問題を既に克服した自分自身や環境などをイメ-ジする

 

という事です。
「眠れない」という方は、今までも無意識ながら悩みや問題のネガティブな側面に意識を集中させてきた事に違いはありません。
つまり、何かの側面に無意識ながらも集中させる事に、とても得意になっていると言えます。
故に、

 

集中するという「行為」は変えずに、集中する「対象」を変える

 

だけです。
とても簡単な事です・・・が、しかし、悩みや問題を克服した自分自身などをイメ-ジするのは難しい、という意見がとても多くの方から出るかと思います。
そこで、一つの事を思い出して下さい。
あなたがなりたい自分自身になるのを「遠ざけている」のは、他の誰かでもなく環境でもなく、

 

「遠ざけている」のは他ならぬ自分自身である

 

という事です。
そして、もっと簡単に言うと、そのような自分自身をイメ-ジする事に、

 

単に慣れていないだけ

 

と言えます。
慣れていない事は、繰り返す事により次第に慣れ、自然なものになっていきます。
まさに、自転車の乗り方と同じように・・・
そして、無意識ながらもそれを今まで行ってきた事により「眠れない」という状況が自然と作り出されていったに過ぎません。
そして、それは単に、ネガティブな事柄に意識を集中させていただけであり、それをポジティブな事柄に意識を集中させていくだけで改善されていきます。

 

ところで、私が好きな漫画の「美味しんぼ」(第14巻の第4話)に「骨のない魚」という物語があります。
それを少しご紹介致します。

一人の車のプロのレ-サ-がいました。
試合で良い成績を治めてきた事により、F1レ-サ-への道も開きかけていました。
しかし、道が開きかけてきた事により、不眠症になってしまいました。
道が開きかけてきた事で、試合で絶対に負ける訳にはいかないとの思いが強くなり、車は故障しないだろうか?コ-ナ-の曲がり方は良いだろうか?など、延々とレ-スの事を考えているうちに眠れなくなってしまった・・・

そして、主人公たる山岡士郎に試合で勝った時のご馳走を考えてくれないか、と相談がありました。
そこで、「骨のない魚」という料理を山岡は提案しました。
しかし、このレ-サ-は不眠症である上に、「骨のない魚」って何なんだ?と考えることが増えると益々眠れなくなるから教えてくれ、と懇願します。
しかし、山岡は以下のようにお話して、料理の内容を教えるのを断ります。

 

「そんなに弱い神経じゃ、骨のない魚がなんだか分かっていったんはホッとしても、すぐになにか別の物にとりつかれて、くよくよ考えて眠れなくなるに決まっているもの。」(原文のまま抜粋)

 

そして、この後、このレ-サ-は見事に試合に勝つ事が出来ました。
そして、祝賀会において勝てた理由を山岡に教えました。

骨のない魚っていったいどんな料理なのだ?などと考え続けていたら、気づいたら眠ってしまっていた。
今まではレ-スの事ばかり考えていたので、不安でたまらなかった。
しかし、骨のない魚を考えた事で、長く続いてきた不安と緊張を解きほぐしてくれて、眠れようになった。

 

という物語です。
この物語には真実が含まれています。
それは、

 

心と体の繋がり

 

です。
ネガティブな事柄に意識を集中し続けていると、体は自然の反応として緊張や不安を覚えさせ始めます。
言わば、あなたを守る一種の「防衛反応」としてです。
しかし、僅かずつでもポジティブな事柄に意識を向け、それに集中する事に慣れてくるにつれ、

 

体は不安と緊張などから解きほぐされ、次第に、自然な本来のリラックス状態を取り戻していく

 

という方向に向かっていきます。
これは、

 

体はあなたの心の赴く方向に従う

 

という点を表しています。
今までの集中力をすぐに止めることに難しさを感じたりするのは、あなたの「体の反応」としては至極当然の事です。
長い間、無意識で行い続けてきた事でもありますし・・・
それならば、その集中力をそのまま活用して、

 

意識の集中を僅かでもポジティブな側面に向ける

 

という事を行っていけば、次第に「あなたの体」も自然と本来の方向に反応していくようになります。
そして、その反応はリラックスや緊張の緩和という方向に自然と向かっていきます。
そして、体が自然な反応を取り戻すという事は、「眠る」という本来の行為も取り戻すという事に繋がっていきます。
なぜなら、「眠る」という事を忘れることは出来ないからです!

 

比較的、よく「眠れる」ようになってきたら、今回のように意識を何かに集中させる必要性もありませんし、あるいは、なりたいあなた自身に意識を集中させて良い気分で「眠りに付く」という事も自然と出来るようになっていきます。
そして、起きている時には、出来る範囲内で構いませんので、現在の悩みや問題に取り組む事も心掛け、そして、「眠りに付く」時には、すでに悩みや問題を克服したあなた自身をイメ-ジする事によって、夢の中で何かしらの解決策などがもたらされる事と思います。

果報は寝て待て・・・と、言われているように・・・

是非、「眠る」という事を楽しむ気持ちを持って下さい!

2017年6月27日 02:06

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