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見ている景色は違う・・・?

こんにちは。
レイキ ヒ-ラ-&ヒプノセラピストの瀬川です。

 

明日から4月に入りますが、私の住んでいる青森県五所川原市も積雪がなくなり、雪のほぼ白一色の景色から、徐々に土の茶色や草の緑色が見えるようになり、これからはタンポポなどのお花のカラフルな色で彩られた季節に入っていきます。
そこで今回は「見ている景色は違う・・・?」というテ-マで進めて参ります。

 

ところで、私はとても「字」が下手です。
何かの提出書類やお祝いの袋などは丁寧に書くよう心掛けていますが、このTOPICSのテ-マなどをメモしたりしている「字」においては、翌日に見返すと読めない「字」も多々あり、いつも反省していますが・・・同じ事を繰り返したりもしています(汗)

 

そして、「字」も下手ですが絵などの「芸術」においても自分にはセンスがないと実感しています。
小学生の時に私が書いた絵が佳作に入り、あるデパ-トで展示されることがありました。
その絵は町の中の風景を描いたものですが、建物の壁が白色だったこともあり、私は横着して白色だからわざわざ絵の具で塗らなくてもいいだろうと思い提出したのですが、そのような横着な絵?が佳作に入ったことで何とも不思議な感じを受けたことを覚えています。

 

このように芸術センスのない私ですが、ピカソという名前や絵は見たことがあります。
皆さんもご存じかと思いますが、ピカソの絵は構図や色遣いがとても特徴的です。
その絵の元は何を下絵や構図にしているかが分からないほどです。

そして、まず今回のテ-マにおける「見ている景色」ですが、結論から申しますと、家族、親子、夫婦、恋人などの親しい間柄においても、

 

見ている景色は違う

 

ということです。
そして、見ている景色は違う、ということを認識しておくと、

 

人間関係において役に立つ

 

ということが挙げられます。
先ほどのピカソがどのように絵を製作していったのかは分かりませんが、おそらく、

 

何かを元の題材としている

 

ということからスタ-トしているかと思われます。
そして、その何かの元の題材に対して、

 

イメ-ジや想像力を加味して作品を創り上げている

 

と言えるかもしれません。
そして、ここでのイメ-ジや想像力を表現したものが、

 

構図や色遣いに表れている

 

と思われます。
ところで、このTOPICSにおいても繰り返しお伝えしていますが、

 

イメ-ジや想像力を司っているのは潜在意識

 

になります。
そして、その特徴として、

 

潜在意識はイメ-ジや想像と現実を区別出来ない
そして、
繰り返すことで定着していく

 

という点があります。
ピカソがどれほどの数の作品を残しているかは分かりませんが、絵の創作過程においては、何度も繰り返しイメ-ジや想像力を駆使していたことと思われます。

と、すると・・・ピカソが絵に表した構図や色遣いは、

 

ピカソの目には現実として捉えられていた・・・???

 

という可能性が残っているかもしれません。
先ほど私はピカソの絵においては、「その絵の元は何を下絵や構図にしているか分からない」とコメントしましたが、もしかしたら、ピカソにとっては、

 

自分に見えている景色をそのまま絵として表現している

 

のかもしれません。
つまり、私達の多くが見ていると思っている景色と、ピカソが見ている景色というのは、

 

全く違った現実としての捉え方をしている

 

という点が違うのかもしれません。
では、これのどのような点が「人間関係において役に立つ」のでしょうか?
まず一番身近な親子のケ-スで考えてみます。

親子において特徴的なのは、

 

親の考えなどが子どもに受け継がれやすい面もある

 

ということが挙げられます。
これは至極当然の反応です。
なぜなら、

 

親は自分にとって一番良いと思われる考えなどを子どもに教育する

 

という自然な流れがあるからです。
しかし、だからと言って親と子が全く同じ考えや人間性を持つに至るということも、ほぼほぼないことと思われます。
なぜなら、

 

親と子の間には、経験の差と生きてきた年月の積み重ねの違いがある

 

ということです。
親が40歳で子どもが20歳であれば、20年という経験の差と年月の積み重ねに違いが出てきます。
そして、当然のことながら四六時中一緒に行動している訳でもありませんので、

 

経験する内容や状況や環境も全く違ってくる

 

ということになります。
そして、経験する内容や状況や環境の違いに加え、

 

もともと備わっている個性の違い

 

という点も大きく関係してきます。
なので、親と子の関係においても意見や考えの違いがあるのは自然なことでもあります。

では、これを兄弟姉妹などの身近な家族や親類、夫婦、恋人などに加え、さらに幅広い職場などの人間関係として考えてみて下さい。
そこには、年月の積み重ねの違いや経験の差、経験する内容や状況や環境の違い、そして、個性の違いといった要素が膨大に存在しています。
となると、人間関係を広げて見ていけばいくほど、

 

見ている景色の違いが鮮明になってくる

 

という傾向が顕著になっていくかと思われます。
そして、「見ている景色の違い」とは、実は、

 

ある状況や出来事に関して、どのように意味づけを行っているかの違い

 

ということになります。
これをもっと簡単に表現すると、

 

ある状況や出来事に対して、どのような感情を持ち、どのように反応するかの違い

 

ということになります。
例えば、親の死という出来事に対して遺産を巡る争いなどが絶えないのは、このような意味付けの違いから生じていることもあります。
また、カウンセリングなどでも、一生懸命親の介護をしてきて親が亡くなったのは辛く寂しいと思う反面、どこか自分の中でホッとしている自分に気づき、そのことに対する罪悪感などを持ってしまっているという方もいらっしゃいます。
周りからは良く頑張ったねと声を掛けられる反面、ホッとした自分を許せない、あるいは、周囲の人には自分の気持ちを分かってもらえないと思い込んでいるなどのケ-スもあります。

人間関係を円滑に進める方法の一つには、

 

自分のことを理解ってもらう前に、相手のことを理解しようと務める姿勢

 

が大いに役に立ちます。
これは勿論、相手の言いなりになったり、自分の意見を押し殺すという意味とは違います。
まず前提として、

 

相手の見ている景色と自分の見ている景色は違う

 

ということを意識することです。
そうすると、

 

見ている景色の中の違いが分かってくる

 

ということに繋がり、この違いを知るということが、

 

相手を理解する

 

ということに繋がっていきます。
そして、一番身近であろうと思われる親子の間でも違いが生じるのであれば、

 

それより広がっていく人間関係においては違いがあって当たり前

 

と思えるようになっていきます。
そして、相手との違いを自分が理解するということは、

 

相手に自分のことをより理解して貰える

 

ということと表裏一体の関係になっていきます。
「見ている景色は違う」ということを少し意識するだけでも、より素晴らしい人間関係における構図や色遣いを彩っていけることと思います。

そして、確かに「見ている景色は違う」ということはありますが、「見ている景色は同じ」ということも多々あります。
そこで皆さんは「テレパシ-(telepathy)」という現象をどのように捉えているでしょうか?
一般的にテレパシ-とは、

 

言葉を介することなく意思疎通を行うこと

 

と捉えている方も多いかもしれません。
これが間違いということではありませんが、テレパシ-には別の見方や解釈も存在します。それは、

 

テレパシ-とはある状況や出来事などに関して、同じ感情を持ち、同じように反応すること

 

という見方や解釈もあります。
言わば、その場の雰囲気を同じく読み取るといった、

 

シンパシ-(sympathy) = 共感・共鳴

 

という表現の方がシックリくる方が多いかもしれません。
そして、「見ている景色が違う」と意識しているからこそ、

 

同じ景色を見ている、という違いをも感じることが出来る

 

という表裏一体の関係が成り立ちます。
テレパシ-というと、何かオカルトめいた類のお話と思われていたかもしれませんが、私達が日常的に経験している一つの現象に過ぎません。
人間関係においては色々な状況や出来事がありますが、まずは、「見ている景色が違う」ということを意識し、それがひいては「同じ景色を見ている」ことと表裏一体であるということをよろしければ考えてみて下さい。

 

ちなみに、ここから先は余談ですが、現在、道徳の教科書検定が話題に上がっています。
パン屋を和菓子店に修正させたり?といった点もある模様ですし、今後は「特別の教科」とされ、点数での数値化は行わないようですが、記述式などの成績評価の対象となるようです。
その他にも色々な問題点なども指摘されています。

今回のテ-マの裏側には、いわゆる「人それぞれの景色の見え方がある」という至極当然のことを扱いました。
しかし、今回報道されているような道徳に関するニュ-スを見ていると、

 

同じ景色を見ていると思い込ませてしまう
ということと、
他の人と同じ景色を見れない人は評価が違ってきてしまう

 

といった点が多々あるように感じ、個人的には危惧を感じる面も多々あります・・・

2017年3月31日 03:03

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