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冬至という初夢に贈る物語(メタファー)

こんにちは。
レイキ ヒーラー&ヒプノセラピストの瀬川です。

 

2016年も残り2週間ほどになりましたが、今年も国内外で様々な出来事が起こりました。
皆さんも嬉しい出来事や、あるいは、嫌な出来事など、様々な経験を経てきていることと思います。

 

ところで、2016年の冬至は12月21日となっておりますが、初夢というのは、この冬至の前後辺りからよく見るようになると言われています。
いわば、新年、そして、来年を良くしていきたいとの、自分自身からのメッセージとも捉えることが出来るかもしれません。
そこで今回は「冬至という初夢に贈る物語(メタファー)」というテーマでお届けしたいと思います。

 

と、その前提としまして、S.Light.Mではヒプノセラピスト認定講座も開催しておりますが、日本国内においてはヒプノセラピストとして活動するに際しては特段の資格などは必要ありません(勿論、技術面などにおいて適切にセラピーを行うことが出来るのか、あるいは、医師法違反にならぬよう、ある種の制限というのは暗に存在しておりますが)。
なので、多くの方はヒプノセラピストとして活動するに際しては、ABH(米国催眠療法協会)やNGH(米国催眠士協会)などの公式講座を通じて理論と実技を学び、認定・登録を受けて活動しているケースが圧倒的に多いです。

 

しかし、私が行っているような認定講座を開催するにはトレーナーという別の資格が必要になってきます。
私はABH(米国催眠療法協会)のトレーナーの資格の元に、ABHの基準にも則し、また、さらに確実な理論と実技を修得して頂けるよう、私なりの追加プログラムも認定講座に含めて行っております。

 

このようなトレーナーの認定を受けるには、トレーナーとしての理論と実技をさらに修得していきますが、その中には、複数の方々の前で、ショー催眠などを含めた1時間半程度のプレゼンテーションという最終試験が行われています。
そして、この中で行う試験項目の一つに今回のような物語(メタファー)を活用した試験というのも行われます。

 

これは、私達の身近にある出来事にいかに気づき、そして、それらのことをヒプノセラピーに活用出来るようにアレンジする能力などが問われています。
そこで、今回は私がこの最終試験の際に活用した物語(メタファー)のうちの一つをご紹介致します。
この物語は当時一緒に学んでいた他のヒプノセラピストの方々からも暗示療法に使わせて欲しいと言ってくれたものにもなっております。
また、今回ご紹介する物語の原型は、アメリカの作家であるエレナ・ホグマン・ポーターという方の「少女ポリアンナ」というお話がベ-スとなっております。

それでは、この物語と皆さんの素敵な初夢が繋がることを祈念して、短編ストーリーのようにお楽しみ下さい。
では、物語の始まりです・・・

 

ある町に、メアリーという11才の少女がいました。
メアリーは小さい頃にお母さんを亡くし、1月前にはお父さんも亡くしてしまいました。
身寄りがなくなってしまい、メアリーはたった一人だけの親戚のおばさんの家に引き取られることになりました・・・

 

しかし、たった一人だけの親戚といえども、そのおばさんはメアリーをあまり歓迎していませんでした。
おばさんは裕福で家も大きく、綺麗な部屋がいっぱいありましたが、メアリーが暮らすことになったのは狭苦しい屋根裏の部屋でした。
窓にはカーテンもついていません・・・

 

その家にはお手伝いさんがいて、そのお手伝いさんはキャロルと言いますが、このお手伝いのキャロルは、このような境遇のメアリーを心から気の毒に思っていました。
ところが、案内された屋根裏部屋の窓辺に駆け寄ってメアリーは、

 

「見て、キャロル。なんて素敵な眺めなの!
壁には絵がなくてちょっとガッカリしたけど、この景色は絵よりも素敵な眺め!
カーテンがないから額縁に入っているみたいだし!
それに部屋に鏡がないから、ニキビの自分の顔を見なくて済むものね!」

 

とキャロルに話すのです。
こんな屋根裏部屋ではメアリーは泣き出すのではないかと思っていたキャロルはびっくりしてしまいました。
さらに驚いたことに、メアリーは部屋の窓から木に飛び移って、外に飛び出して遊びに行ってしまいました。
それを聞いた親戚のおばさんはとても怒って、メアリーの今夜の夕食を抜きにして、パンと牛乳だけにしてしまいました・・・

 

外出から戻ってきたメアリーはパンと牛乳を食べながら、お手伝いのキャロルに今日の冒険について楽しそうに話すのです。
逆にキャロルはパンと牛乳だけの夕食になってしまったメアリーを哀れんでいたのですが、メアリーは、

 

「とても嬉しい!
だって、パンと牛乳は大好きだし、なにより一人ぼっちになった私が、あなたと一緒に夕食を食べられるのだもの!」

 

と、にっこり笑うのです。
そこで、キャロルはどうしてそんなに喜べるのかメアリーに訊ねました。
するとメアリーは、

 

「これはゲームなのよ!」

 

と答えるのです。
このゲームというのは、メアリーが「いいこと探しゲーム」と名付けているもので、家が貧乏だったため、他の人が使わなくなったものを貰う生活をしていたのですが、メアリーは「お人形」が欲しかったにもかかわらず、その時貰えたのは「松葉杖(まつばづえ)」だったことがあったのです・・・
メアリーはその時とてもガッカリしたのですが、メアリーは当時を思ってこう話しました・・・

 

「でもね、お父さんは、松葉杖を貰って良かったね、と言ったの。
松葉杖を貰っても使う必要がないなんて、とても嬉しいことじゃないか!」

 

と。
キャロルは考えもつかなかった話を聞いて、たいそう納得しました。
そして、メアリーはこう話を続けました・・・

 

「そうでしょ?
それから私とお父さんはいつもいいこと探しゲームをしたの!
お父さんがいなくなって、とても悲しくて、いいことなんて探せないと思った時もあるけど、おかげで今こうしてキャロルと出逢えたことは、とてもいいことが見つかったのよ!」

 

・・・キャロルはメアリーのことが大好きになり、メアリーと一緒にいいこと探しゲームをして、いつの間にかそのゲームは町中の人々が行うようになりました。
その町でも、悲しいことも、辛いことも起こります・・・
しかし、その町の人々が笑顔を失うことはなかったそうです・・・

以上で物語は終了です。

 

冬至という年の瀬の時期には、ふと、忘れかけていたものを思い起こさせてくれる時期でもあります。
そして、それらは来年に向けてのあなたへのメッセージとなっているかもしれません。
それらは、あなたが小さい頃に、誰かが読み聞かせてくれたある一つの物語であるかもしれません。
また、小さいお子さんがいらっしゃる方などは、「今あなたが読み聞かせている」物語が、その子の将来における希望や勇気となっていくかもしれません。
そして、それら全てのことが「今の素敵なあなた」を彩ってくれていることを胸に感じ、素敵な初夢の時期を楽しんでみて下さい!

2016年12月19日 04:12

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