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念の強さと理性 -特殊詐欺から身を守る&アメリカ大統領選から-

こんにちは。
レイキ ヒ-ラ-&ヒプノセラピストの瀬川です。

 

先日来、青森県内では初雪や初積雪を観測し、次第に冬の装いが増してきていますが、毎年の事とは言え、勘を取り戻すという意味でもお車の運転や歩行時の転倒などにはお互いに気をつけていきましょう。
そして、年の瀬が近づくにつれて特殊詐欺も起こりやすくなりますし、また、先日のアメリカ大統領選などの話題から共通点を見出してみようと思い、「念の強さと理性 -特殊詐欺から身を守る&アメリカ大統領選から-」というテ-マをお届け致します。

 

ところで、私は大学において法学部に所属していたこともあり、その当時「ナニワ金融道」という漫画が民法を学ぶために活用されたりと、周りの学生もよく読んでいました。
また、東京で行政書士の仕事をしていた折は、貸金業登録申請の業務も行っていた事もあり、その際も参考になる部分もありました。
この漫画はその後、SMAPの中居正広さんが主演してドラマにもなり、DVD(全6巻)もレンタルされたりしています。

 

この漫画の内容は、主人公である灰原達之が金融会社(いわゆる高利貸しです)に勤め、法律の抜け穴を活用したり、また、違法・非合法な手段にも手を染めて借金の取り立てをしていく中で、自分なりの金融道を模索していくというスト-リ-です。
そして、特に漫画本における表現方法は、暴力的であり、品も無く卑猥であり、H(エロティック)でもあるという「きわどい」手法が満載されています。

そして、そこで描かれている世の中・社会の情勢もかなり「どぎつい」内容が描かれています。
なお、この漫画で活用されている法律については当時のものであり、現在では法改正が行われているものも多々ありますので、全てが必ずしも現在と合致するものではない点はご留意下さい。
また、あくまで一部のケ-スであり、全ての金融に携わる仕事や会社・人に当てはまる訳では勿論ありませんので、ご理解下さい。

そこで、なぜ私が今回この「ナニワ金融道」を題材として取り上げたかと言うと、

 

現在の世の中・社会でも、形や内容を変えて同じようなことは起こっている

 

ということを意識してもらうためです。
金融業というのは債権の貸し付け・回収は勿論ですが(なお、一部の債権の回収についてはサ-ビサ-法が適用され許可を得た特定の会社しか行えないケ-スもあります)、基本的には利息が利益となっていく業態です。
この主人公の灰原達之は勿論、その勤め先である帝國金融という会社を上げて、非道・非情な取り立てに加え、出来るだけ利息を多く回収出来るように、貸し付けの段階からあの手この手を仕組んでいきます。

言わば、先ほどの「きわどい」「どぎつい」が満載のやり方ですが、一点ここで注目すべきポイントがあります。
それは、

 

お金に対する念の強さ

 

です。
そして、この漫画では現在でも行われているマルチ商法なども紹介されています。
そして、それは身近な人間関係を根こそぎお金の関係に変えてしまうということが「きわどい」「どぎつい」表現で描かれています。
つまり、マルチ商法に手を出した暁には、人間関係は全てが破綻し失われてしまいますが、手元にはお金が残るという目論見を暴(あば)く趣旨です(なお、ネズミ講と違い、マルチ商法は連鎖販売取引と称され基本的には合法ですが、特定商取引法の規定を逸脱した形態は違法となり、法を逸脱しているケ-スも実際には多数存在することと、そのようなマルチ商法に手を出すと、人間関係のみならず、お金も手元に残りませんし、ケ-スによっては借金を抱えるのみならず、検挙・逮捕なども実際に起こりますので、手を出さない方が良いと個人的には思います)。

 

マルチ商法を例として挙げましたが、この漫画においては、このようなお金に対する念の強さが、現実社会においてどのように物事や出来事に組み込まれ、その後もどのように事が運ばれていくかという側面が多数出てきます。
そして、このTOPICSをお読み頂いている皆さんの中では、嫌悪感を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、

 

動機が正しいものであれ不純なものであれ、方法が適切なものであれ不適切なものであれ、念の強い方が物事を実現化しやすく引き寄せやすくなる

 

という側面が実際にはあります。
勿論、そのような不純な動機、そして、不適切な方法で実現化し引き寄せた物事や出来事が、その後どのように推移して結果的にどうなるかは別の問題ですが。

 

現在の特殊詐欺というのはまさに手を変え品を変え、思いつくあらゆる方法で騙そうとし、そして、それを実際に行動に移して起こっている出来事です。
そして、このような動機や行動に着手させる原動力?は、やはりお金に対する念の強さも関係しています。

 

では、このような特殊詐欺から身を守る方法としてどのような手段が考えられるでしょうか?
まずは、特殊詐欺の手口を知る、ということもかなり有効な手段の一つになります。
しかし、手を変え品を変えで行われている現実においては、全てを知るということも難しい側面があります。
そこで、今回ご紹介した「ナニワ金融道」で描かれているような、

 

お金の中には「きわどさ」「どぎつさ」が纏わり付いている側面も現実にはある

 

ということを、まずは頭に入れ置いておくことです。
尚、本来はお金自体には善も悪もありません。
しかし、その活用法には「きわどさ」「どぎつさ」が纏わり付いているケ-スもあるということです。
そして、このようないわゆるお金に対する「負の側面」を頭の片隅に置いておくことで、

 

あなたの中の、お金に対する意識・感覚が今よりも働き出しやすくなる

 

ということに繋がっていきます。
そして、あなたの意識・感覚が働き出すことで、

 

このお金(の話し)は、正常なのか不純なのか、適切なのか不適切なのか、などの本質に気づきやすくなる

 

という点に繋がっていきます。
そして、仮に不純で不適切な念の強さに直面した時は、

 

あなたの理性を活用する

 

ということで、未然に多くの事が防げるようになっていくことと思います。
理性を活用するというのは、怪しいな?と感じたら、

 

警察・行政や周りの人に相談するという行動(作為)
あるいは、
無視をして何もしないという行動(不作為)

 

に繋げていくということです。
繰り返しですが、実際に世の中・社会に実在する「きわどさ」「どぎつさ」を頭に入れることで、不純で不適切な念の強さがあなたに近づきつつある時には、あなたの意識・感覚が「気づく」という方法であなたのために働いてくれます。
そして、そのことに気づきさえすれば「理性」を持って行動(作為・不作為)するということです。

 

実際には、警察や行政のパンフレットなどや、TVのニュ-スなどから特殊詐欺の手口を知り、仮に、新たな手法であなたに近づきつつある時には、既にあなたの中で知った「きわどさ」や「どぎつさ」に引っかかる感覚を活用するということで、多くの場合事前に防げることも増えていく事と思います。

 

そして、詐欺というのは新たな手法が続々出て来ると同時に、忘れ去られた頃に古典的な手口が復活するという側面もあります。
昔から交通事故を装ったいわゆる「当たり屋」というのは存在していましたが、最近はこの手口を少しアレンジした詐欺が多く発生しているとのことですし、青森県内に限らず、雪の降る地域では冬場のチョットした事故などは発生しやすい季節でもありますので、簡単にご紹介します。

 

多くの事例はコンビニなどが舞台となっているそうです。
あなたがコンビニで買い物をして車に乗って帰ろうと出発するところです。
ほんの少し車を動かした隙に、人や自転車が車にぶつかったように装ってきます。
あなたは「大丈夫ですか?」とその人に声を掛けると、「大丈夫です。急いでいるので気にしないで下さい。」と言って、その人はその場を立ち去ります。

 

あなたは安心してそのまま帰路につきます。
すると後日、警察から交通事故の被害届けが出ているとのことで呼び出しを受けます。
確かに、そのような出来事があったことがあなたの頭の中に蘇ってきます。
その人は確かに「大丈夫です。」と話していたと・・・。

 

しかし、実際には被害届けが出されているので、あなたは示談をするか、あるいは、引き続き取り調べを受けるかの選択に迫られます。
そして、多くの場合は大した事故でもないので、示談というお金での解決を選択します。
これは、詐欺で無くとも実際に起こりえる状況には違いありませんが、今回ご紹介しているこのケ-スは詐欺です。

 

しかし、このケ-スではあなたは騙されていることに気づいていません。
おそらく、詐欺を行う者が警察に被害届けを出すという発想が頭にないからです。
そして、それも自然で当然のことです。

 

このような自然で当然の所を突いてくるのが最近の詐欺に見られる手口です。
そして、あなたが悪くないと主張しようにも目撃者もいなく、コンビニの防犯カメラの死角になっている場所を選んだ上での手口なので、カメラの映像などによる証明も出来ません。
なかなか巧妙な手口ですが、このような際もあなたの理性を活用して下さい。
それは、相手が事故と思っているということを前提とし、相手が大丈夫と言い張っても、

 

警察を呼ぶ

 

という理性を活用することです。
本当の事故であれば警察を呼ぶことで相手も安心・納得するでしょうし、仮に詐欺であれば、警察を呼ぶと相手は立ち去っていくかもしれませんが、それでも警察を呼んで事情を話して下さい。
そこまでしておくと、後に「被害届け」が出されることはないでしょうし、仮に出されたしとしても既にあなたは警察に事情を話しているので、その後の展開が全く変わってきます。

 

ここでも、不純で不適切な念の強さには理性で対応して下さい。
ここまでが、特殊詐欺関係のテ-マでしたが、では、これがどうして今回のアメリカ大統領選に繋がるのでしょうか?
ご存じの通り、今回の大統領選はヒラリ-氏が優勢と伝えられていましたが、実際には様々な発言で物議を醸し出し続けていたトランプ氏が当選を果たしました。
TVなどでも色々分析されているようですが、ここまでTOPICSをお読みになって頂いた方はもうお分かりかもしれません。

今回の出来事の一端にはトランプ氏の「念の強さ」も関係しています。
しかし、トランプ氏の念の強さだけでは今回の結果にはならなかったかもしれません。
そこには、トランプ氏を後押しした、「別の念の強さ」が介在していると思われます、、、、、(それは以下に続いていきます)

 

ところで、今回の大統領選では、事前の予測を見誤ったなどの分析もされていますが、一つのある事象が起こっています。
トランプ氏はメキシコの国境沿いに壁を作り、それをメキシコ政府に全額負担させ、そして、アメリカ国内から不法移民を一掃するという政策を声高に連呼していました。
実際にこの政策を実行に移すかどうかは分かりませんが、この政策に関する世論調査では、7割以上ものアメリカ国民が反対という結果が出ていました。
この政策だけが全てではありませんが、7割以上ものアメリカ国民が反対の政策を掲げた中で実際に当選を果たしている事も事実です。

 

一見すると奇妙な事象のようにも思えますが、客観的に見て現在の日本も同じ状況です。
例えば、安保法制やそれに伴う駆け付け警護、原発再稼働、TPP、憲法改正などの将来に渡って影響が出る課題において、世論調査では毎回6~7割程度の人が反対、もしくは、さらに慎重な議論を経ての検討が必要などの声が多数を占めています。
しかし、実際に選挙を行ってみると、この課題を現に積極的に推進している現政府・与党が勝利を治めているという結果になっています。

 

ここでの事象の根底では、日本もアメリカも同じものが流れていると感じます。
つまり、トランプ氏を後押しした「別の念の強さ」の正体です。
それは、

 

経済(お金)第一至上主義というお題目と、それに呼応する人(々)の持つ念の強さ

 

ではないのかなと感じています。
誤解の無きようお願い致しますが、このようなことが悪い訳では決してありません。
そして、お金は必要なものですし、大切なものでもあります。
経済やお金が悪い訳でもありません。
また、お金が欲しい、経済的に豊かになりたいと願うのも悪いことではありません。
そのようになりたいと思うのも偽らざる本音と言えると思います。

 

そして、報道でもなされているように、現在のアメリカでは「分離」が起こっています。
「分離」についてはこれまでのTOPICSでも繰り返しお伝えしてきていますが、「分離」が起こった場合には「融合」という方向性が必要になり、その「融合」という方向性がより良き未来への「羅針盤」の役割を果たしてくれます。

 

実は、私が行っているカウンセリング、ヒ-リング、セラピ-においても、個人の中で起こった「分離」をいかに自分の中で「融合」に向かわせていくのかというのを、一つの本質として活用しています。
2014年の10月のTOPICS「小説「鹿の王」」において、

 

「国も人の身体と同じようなもの」
逆に表現すれば、
「人の身体も国と同じようなもの」

 

という点をコメントしております。
興味のある方は併せて参照してみて下さい。

 

今回は長くなりましたが、私は政治的なことを申し上げたい訳でも、現政権についてコメントしている訳でも、アメリカ国民の民意に意見を述べるような趣旨でもありません。
ただ、現在のアメリカと日本の中には同じような根底が流れているとしたら、今回のアメリカでの出来事は近い将来の日本でも起こりうる、あるいは、すでに起こりつつある出来事と関連しているのかもしれません。

 

今回の大統領選においては、得票数ではヒラリ-氏の方が勝っているという側面や、日本でも一票の格差や合区などの制度上の課題もあるのかもしれません。
そして、動機がどうあれ、方法がどうあれ念の強さが物事や出来事に反映されること、そして、どのような念の強さであれそれを跳ね返す際には理性が活用出来るという意味からも(理性の活用については、イギリスのEU離脱の後のイギリス国民から発せられた「本当に離脱になるとは思わなかった・・・」などの意見を見返してみると繋がってくる点も出て来るかもしれません)、もしあなたが今回の大統領選に投票出来ると仮定して、あなたはヒラリ-氏に投じたのか、あるいは、トランプ氏に投じたのか、あるいは、このような状況になる以前に「第三の選択肢」を生み出せたのかを考えてみることも、もしかしたらあなたの中にあるかもしれない「分離」の部分を「融合」させる手助けになってくれるかもしれません。
(この点は、興味があれば、先日のTOPICS「二者択一からの飛翔」も参照してみて下さい)

そして、今回のテ-マを逆の視点から読み取り、理性を持って念の強さを活用していくことで、あなたの可能性がもっと開いていくかもしれません!

2016年11月12日 02:11

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