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レガシ- ・ 遺産、、、?

こんにちは。
レイキ ヒ-ラ-&ヒプノセラピストの瀬川です。

 

現在、TVや新聞などのメディアでは、豊洲市場の移転や東京オリンピックの施設に関する話題が、連日のように「繰り返し」取り上げられています。
確かに大切な問題ではありますが、少し冷静さを欠き、また、毎度のように?何を視聴者に伝えたいのかという本質が分からなくなっているような報道が目立ってきていると個人的には感じている点もありますので、今回は「レガシ-・遺産、、、?」というテ-マでお届け致します。

 

ところで、私が行っているカウンセリングなどにおいては、新たな視点、別の角度からの見方などの「提案」を一方法として取り入れています。
勿論、このような「提案」を受け入れるのも受け入れないのもクライアントの皆様の自由な意思に委ねられていますし、また、強制されるような性質のものでもありません。
特にヒプノセラピ-(催眠療法)においては、この「提案」というのがよく活用されています。

そして、この「提案」とは「暗示」と同様の意味合いも兼ね備えています。
そして、ヒプノセラピ-において「暗示」とは、

 

通常もっともだと思われるようなただのアイデアであり、そして、現実的に真実として受け入れられる範囲の事実で構成される

 

という趣旨で練り上げられています。
そこで、一つのケ-スをご紹介します。
例えば、私が暗示療法において以下のようにお話したとします。

 

これからはあなたの背中に翼が生えて、自由に飛び回ることが出来ます

 

では、これを聞いたクライアントはどのように感じるでしょうか?
おそらく多くの方が、「そんな訳はない!」「この人は何を言っているんだ?」と考え、即座に催眠から覚め私の元から足早に去っていくことと思います。
それでは、次のようにお話したとしたらどうでしょうか?

 

これからはあなたの心に翼が生えて、自由に飛び回ることが出来ます

 

さあ、どうでしょうか?
こちらの暗示であれば比較的多くの方が受け入れてくれる内容になっていると思われます。
もうお分かりの通り、この二つの暗示の違いは、

 

「背中」と「心」の部分のみ

 

です。
「背中」の暗示では「現実的に真実として受け入れられる範囲の事実」を逸脱しています。
一方、「心」の暗示では「通常もっともだと思われるようなただのアイデア」の範疇に収まります。
なぜなら、ここでの「翼」は身体的なものではなく、「自由」あるいは「解放」などのメタファ-(隠喩)として活用されているからです。
このような想像やイメ-ジ下においても「心に翼が生える」なんてことはあり得ない!と思われる場合は別ですが、、、、、
しかし、私達の多くは「心が浮き立つ」などの表現に慣れているように、「心」を用いた暗示は受け入れられることが多いかと思います。
そして、ここで意識しておいて頂きたいのは、

 

「背中」や「心」のように「短いフレ-ズ」でも違いが出る

 

ということです。
では、本題の「レガシ-・遺産、、、?」に入っていきます。
皆さんは「レガシ-・遺産」と聞いてどのようなことが頭に浮かぶでしょうか?あるいは、考えられるでしょうか?
ここから先は私の個人的な見方ですので、正しいものでも絶対的なものでもありません。
自由に考えてみて下さい。

 

例えば伊勢神宮などは「レガシ-・遺産」にふさわしいでしょうか?
伊勢神宮では式年遷宮という、本殿などを20年に1度引っ越しして建て替える儀式が行われています。
そのような意味からも本殿などの建造物はどんなに古くても20年前のものということになります。

 

それでは、奈良の東大寺の大仏さんはどうでしょうか?
2度の大規模な焼失などにより、当初からの残存している箇所は一部であるとは言え、その他の多くの部分でも数百年前の建立になります。

では、伊勢神宮と奈良の大仏さんの共通点はどこにあるのでしょうか?
それは、

 

人々の思いが込められている

 

という点です。
伊勢神宮であれば、本殿などの建造物は20年毎に入れ替わることなどから、古くからの建造物を崇拝するというよりも、

 

(伊勢神宮という)場に対する人々の思い

 

が込められていることと思いますし、奈良の大仏さんであれば、

 

人々の思いが対象・投影された建立物(存在)

 

と言えるかもしれません。
仮に、奈良の大仏さんが現在の所から移転したとしてもそれは同じことと思います。

 

青森県のむつ市にも日本三大霊山として有名な恐山があります。
私も小さい頃に行った記憶がかすかにありますが、その当時はお寺も古くて正直怖かった思いがあります。
現在はお寺も新しくなり、多少雰囲気も以前とは違うのかもしれませんが、恐山もお寺が新しく変わろうと、恐山という場としての人々の思い、そして、旅立った方々への人々の思い、というのが込められている所です。

分かりやすいように神社仏閣を例えとして挙げましたが、これは自然や風景などでも同じことです。
富士山や岩木山なども同様です。

 

それでは、現在色々話題に取り上げられている東京オリンピックの関連施設などは、このような意味でのレガシ-・遺産としてなり得るのでしょうか?
これから先も色々な大会が催され、そこに人々の思いが込められていけばレガシ-・遺産となり得るのかもしれません。
同様な例としては、甲子園が野球の聖地と言われているように、、、、、
しかし、

 

当初からレガシ-・遺産として建造するのは不可能

 

ということです。
なぜなら、レガシ-・遺産というのは、

 

長年の人々の思いが込められてなり得るもの

 

という点です。
勿論、盛んにレガシ-・遺産とメディアなどで称されているのは、その後の「有効活用」「維持管理費の適切さ」という点が取り上げられているのは充分承知の上です。

 

そこで、私は先ほど「短いフレ-ズ」という点をコメントしました。
そして、「短いフレ-ズ」でも違いが出る、、、、、と。

 

ヒプノセラピ-などにおける潜在意識の特徴の一つとして、「レガシ-・遺産」などのような短く耳障りの良い、そして、様々に解釈可能なフレ-ズというのは潜在意識に到達しやすいという傾向があります。
ましてや、メディアなどで連日のように「繰り返し」連呼されているようなケ-スでは尚更です。
そして、「レガシ-・遺産」としてなり得る基準などが不明確なままでも、いつの間にか「そのようなもの」として受け入れてしまいがちになる、という傾向もあります。

 

おそらく、今話題の関連施設が「レガシ-・遺産」として適切と判断されても、数百年も続く施設などはないでしょうし、間違いなく、数十年もすれば様々な思惑などから新たな大会の開催と関連付けて、大規模改修・取り壊し・新築という流れになっていくのは目に見えています。
私は関連施設などの建設を反対している訳でもありません。
何かを建造あるいは改修するには当然の如く、それなりの費用もかかります。
また、費用がかかるからと言って、全てを仮設でまかなうというのも違和感を感じる部分もあります。

 

そして、繰り返しですが、当初からレガシ-・遺産として建造するのは不可能、ということです。
あくまで、人々の思いが込められ、積み重なることによりレガシ-・遺産としてなり得るという点があるからです。
そして、当初からレガシ-・遺産として残そうと判断していくと、おそらくそうはなり得ず、あらぬ方向に行く可能性もあります。

 

そこで、ここまで現実的な出来事を見てきましたが、私がお伝えしたいことは関連施設の良し悪しという問題ではありません。
先ほどの様々な解釈が可能な「短いフレ-ズ」ですら、繰り返されることにより、潜在意識にそれが届きやすくなるということと、

 

一瞬の出来事でも潜在意識に根を下ろす

 

というケ-スがある点です。
ある意味トラウマというのは長年の蓄積というケ-スもありますが、当然のことながら一瞬の出来事でもトラウマとなり得る可能性はあります。

 

例えば、アサリやシジミを食べていて、「ガリッ」と砂が入っていたら、その後食べるのを躊躇したり、気をつけて食べるといった経験はないでしょうか?
あるいは、ゴキブリなどを見かけ無事に追い出した後でも、何か残像が残っていたり、黒っぽいものがゴキブリに見えたりといった経験はないでしょうか?
これらは時と共にすぐに忘れていくケ-スが大半で支障もほとんどないでしょうが、潜在意識への到達という意味では根本は同じです。

 

私達の意識というのをエネルギ-の観点から捉えている研究も多々あります。
そこでは、意識が持つエネルギ-は振動を繰り返しています。
通常はそれほど高くなく一定の振動数を繰り返していると言われていますが、このような目に見えず、私達が意識し得ない振動の「繰り返し」により、常日頃目にし、耳にしている事柄が潜在意識に到達しやすくなっている可能性もあります。
また、一瞬の強い衝撃の事柄により、振動数が高くなり、なおかつ、振動の「繰り返し」の数が平常より増加することにより、一瞬でも潜在意識に到達しやすくなる下地が出来上がっているのかもしれません。

 

しかし、怖れる必要性もありません。
自分が何を見聞きし、どう感じているかを頭の片隅に置いておくことで、あなたにとって不要な事柄は取り除かれていきます。
それがどんなに繰り返しあなたが見聞きしようと同じことです。

 

そして、もう一つの方法として、新たな見方や別の視点を意識するということが挙げられます。
このような意識を持つことにより、あなたの中の不要な古い観念に新たな視点が上書きされていきます。
何かの意識を変えるのに、一瞬の強い衝撃を経験する必要性もありません。
今回のような、「繰り返し」流されているあなたの周りの出来事や話題に関して、新たな視点、別の角度からの見方を心掛けてみると、あなたにとっての最良の観念が自然と身になっていくことと思われます。
そして、そのような観念が多数派の意見と違っていても構いませんし、犯罪的なことでなければ善悪の判断もさほど気にする必要性もありません。
また、その後にその観念が変わっても大丈夫です。
あなたの周りの身近にある出来事や話題などから、あなた自身の変化のきっかけを見つけ出すことを意識することで、素敵な変化がもたらされるかもしれません、、、、、

 

ちなみに、今回のような短いフレ-ズはコマ-シャルなどでもよく見受けられます。
批判という意味ではなく、例えばナレ-ションの上では「100%消臭」と流されていますが、実際の画面上では、「100%消臭」の後ろに「(100%消臭)に挑戦」というフレ-ズが付け加わっていたり、過払い金などで「あなたの借金を取り戻します」などのナレ-ションが流れていても、画面の下の方には読めないような小さな字で注意書きが付けられていたり、あるいは車の自動ブレ-キなどのコマ-シャルでは、その後、短時間では読めないような注意書きが映されていたりなどのケ-スもよく見かけることと思います。
そして、私達の意識に残っているのは、「短いフレ-ズ」であることがほとんどです、、、、、
よく観察してみると、上記以外にも色々な発見もあるかもしれないですので、遊び心で観察してみて下さい。

2016年10月26日 05:10

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