五月病と開運商法 ~心の隙間を生じさせない為に「外」ではなく「中」を見る~

第98回:『 五月病と開運商法 ~心の隙間を生じさせない為に「外」ではなく「中」を見る~ 』
【 参照キーワード:五月病、開運商法、心の隙間、特殊詐欺 】

S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング)の瀬川です。

GWも終盤ですが、如何お過ごしでしょうか?
旅行や観光に行って少々お疲れの方もいらっしゃるかもしれませんし、接客業の方などは稼ぎ時ということで、忙しく働いていらっしゃるかもしれませんね。
不思議なもので、接客業をされている方々の中には、GWなどの連休中においては、馴れているはずの、そして、日常業務の接客をしていても、普段よりも疲労感を感じる方が多いと言います。
普段との接客の人数の違いという物理的な側面もあるのでしょうが、何か心の中で割り切れていない部分もあるのかもしれませんね。

 

そして、GWも一段落し、4月からの新しい環境に慣れてきたこの時期においては、季節の風物詩?のように「五月病」が話題に上る時期でもあります。

 

今の時期は、色々な環境に慣れ、梅雨を迎える前の雨や曇りが多くなる季節でもあります。
また、冬場から夏場への気温差に対応出来るように体が調整されていく時期でもあります。
そこで今回のテーマ「五月病と開運商法 ~心の隙間を生じさせない為に「外」ではなく「中」を見る~」をお伝えしていきます。

 

GW後の多少の疲労感、そしてパッとしない天候などから、心も少し沈み込んでいくような感じをもたれる方もいらっしゃるかもしれません。
そして、心が沈み込むことで体への影響も表れ、体の影響がさらに心にも影響を与えていくという、いわゆる「負のスパイラル」を感じやすくなる時期でもあります。

 

このようなことは、程度の差はあれ、多くの方が感じていることでもありますし、私自身も多少感じることではありますので、気にする必要はないと考えています。

ただ、この時に一つ気づいていて欲しいことがあります。
それは、このような時の私達は、

 

心と体に(隙)間が生み出されやすい

 

ということです。
先のように、心が沈み込むことで「(隙)間」が生まれ、体はそれを補おうと働いているのですが、普段とは違った感じを受けるため、そこで何か体における「(隙)間」を感じ、さらにその体の「(隙)間」を埋めようと心がせわしくなく働いていくという側面があります。

 

ところで、「開運商法」という言葉を聞いたことはありますでしょうか?
雑誌などで、アクセサリーなどを身に付けると、運が開ける、あるいは金運がアップするなどの記事を見たことはないでしょうか?

全てとは言いませんが、この類の商法には詐欺まがいのものも含まれています。
なぜなら、

 

何かを身に付けることで運が開けるということはない

 

からです。
勿論、ファッションと一緒で、何かを身に付けることにより、自分自身の中で自信が出たり、あるいは前向きになれるということはあるかと思います。
そして、そのことにより望ましい現実となり、アクセサリーのお陰かな?と感じてしまうこともあるかもしれません。
しかし、望ましい現実へと変化を遂げた大切なポイントは、

 

何かを身に付けることを「自分の中で楽しんでいる」

 

という点だと思います。

また、ある種の「石」なども確かに特有のエネルギーというものは備わっています。
それにより、自身の中に変化が及ぼされるケ-スがあることも否定はしません。
しかし、その際もあくまで「調整」としての役割を「石」などがしてくれているのであって、あなた自身を全て変化させるような役割は担っていません
言わば、「サプリメント(栄養補助食品)」のような役割を担ってくれているような感じです。
サプリメントのみを食していればそれで大丈夫という訳ではないのと同じお話です。

そして、先ほど「心と体に(隙)間が生み出されやすい」とお話しましたが、このような時、私達は、