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伝言ゲ-ムとクリティカル・ファキュリティ-(判断のフィルタ-)

こんにちは。
レイキ ヒ-ラ-&ヒプノセラピストの瀬川です。

 

今回は身近なコミュニケ-ション・ツ-ル(道具)としての、クリティカル・ファキュリティ-(判断のフィルタ-)をテ-マにお伝えしていきます。
クリティカル・ファキュリティ-(判断のフィルタ-)については後ほど説明していきますが、まずは伝言ゲ-ムから進めていきたいと思います。

 

伝言ゲ-ムについては、皆様も小さい頃に遊んだ経験があるかもしれません。
これは、あるお題や短い文章などを、耳打ちで人づてに伝えていき、最終的にその伝言の内容が正確に伝わっているかどうかを競う遊びです。
正確に伝わっていく場合もあれば、全く違った内容が伝わってしまう場合もあります。
時間制限もありますので、記憶力が問われる場面もあるでしょうが、実はそれだけではありません。

 

そして、このような伝言ゲ-ムの状況は、私達が頻繁に身近に経験していることでもあります。
そこで、一つのケ-スを挙げて進めて行きましょう。
登場人物は、花子さん、太郎さん、一郎さん、そして、外国人のジェ-ムスさんの4人です。

 

ある日、花子さんの元に、とても「美味しい」青森産のリンゴが届けられました。
そのリンゴは近来まれに見る程の出来映えでした。

とても「甘いもの好き」の花子さんは、そのリンゴを食べてとても美味しく感じ太郎さんに次のようにお話しました。

 

花子さん:「太郎さん、先日リンゴを食べたんだけど、今まで食べた中でも、とても美味しかったよ!2個あげるから是非食べてみて!」

 

そこで、花子さんは太郎さんにリンゴを2個あげました。
「酸っぱいもの好き」の太郎さんもリンゴは好きなので、楽しみにそのリンゴのうちの1個を食べました。
そして、リンゴを食べた太郎さんは、確かに美味しかったけど、少し甘いなぁ~と感じました。
そこで、手元にもう1個あるから、友達の一郎君にそのリンゴをあげようと思い、次のように一郎さんにお話しました。

 

太郎さん:「リンゴを貰ったんだけど、さほど酸っぱくもないリンゴだから、よかったら食べてみて!」

 

そして、太郎さんは一郎さんにリンゴを1個あげました。
「柔らかい熟れた桃が大好き」な一郎さんは、あまり食べたことのないリンゴだけど、せっかく貰ったのだからと思い食べてみました。
確かに酸っぱくもなくシャリシャリしてると思いましたが、リンゴをあまり食べた経験がないので、リンゴって桃より固くて甘みが少ないものだなぁ~と感じました。

そして、一郎さんはリンゴを食べた翌日に外国人のお友達であるジェ-ムスさんとお話していました。

 

ジェ-ムスさん:「青森はリンゴが有名らしいけれど、リンゴってどんなものなの?」

一郎さん:「少し固くて多少甘みはあるけど、僕は桃の方が好きだなぁ!」

 

お話はここまでですが、このお話のもう一人の主人公は、近来まれに見る程の出来映えに育った「美味しい」リンゴです。
では、母国にリンゴがないジェ-ムスさんは、この後、母国に帰ってリンゴのお話をする時、どのように伝えていくのでしょうか、、、、、?

 

ところで、私達の意識は「顕在意識」と「潜在意識」に概念上は区分されています。

 

「顕在意識」とは、主に分析や判断を司る役割をしており、私達が日常生活を送る上でも、色々と守ってくれている意識になります。
何かおかしな電話が掛かってきた時に、これは詐欺では?と疑うような役目も果たしています。
そのような顕在意識ですが、この中には常識や先入観というのもこの範疇に入ります。

 

一方の「潜在意識」とは、私達の全ての経験が蓄積されていて、また、自分でも気づいていない素晴らしい能力が秘められている意識とも言われています。
ヒラメキや直感というのもこの範疇に入ります。

 

私達の意識は、常時このような「顕在意識」と「潜在意識」の絶え間ない交流により産み出されていますが、日常生活を送る上では「顕在意識」の方が主流になっていることが多いと思われます。
例えば、何か新しい事を始めたい!と思った時でも、いやいや、今まで何をやっても三日坊主だった、、、、、あるいは、やはり私には無理だろうなぁ、、、、、といった分析や判断は「顕在意識」で行われています。

つまり、

 

潜在意識 → 新しい事を始めてみよう!

顕在意識 → 今までの経験や常識から見て、無理!

 

というように、私達は意識の中で顕在意識と潜在意識が交流をしているということです。
今までの経験というのは「先入観」からであり、やはり無理というのは「常識」から産み出されていることが多いです。

 

では、私達の中の「同じ意識」なのに、どうしてこれほど違うのでしょうか?
この違いを産む役割を果たしているのが、

 

クリティカル・ファキュリティ-(判断のフィルタ-)

 

です。
このフィルタ-は表現を変えれば「意識の濾過(ろか)器」のようなものです。
潜在意識の中で、新しい事業を始めてお金持ちになりたい!と思っていても、このフィルタ-たる「意識の濾過器」でふるいに掛けられ、あるいは濾されるように、潜在意識の中の大きな思いがドンドン小さな粒のようになって顕在意識に届いてしまい、顕在意識では最終的にそのような粒のような小さな可能性に人生を預けるのは危険と判断してしまいます。

 

私達はこのように無意識に色々な思いや出来事を「自分なりのフィルタ-」を通して判断しています。
このフィルタ-は人それぞれ、目の粗い場合もあれば、目の細かい場合もあります。
また、目の粗い部分と細かい部分を巧みに使い分けているケ-スもあります。

 

どちらのフィルタ-が良い悪いということは決してありません。
目が粗すぎれば注意が散漫になってしまうケ-スもあるでしょうし、逆に細かすぎれば慎重になりすぎて何も出来なくなってしまうケ-スもあるでしょう。

 

潜在意識は私達の中の強く望む思いや、成し遂げたいという思いを産み出しています。
顕在意識はそのような思いを経験や常識などから分析・判断をしています。
そのために私達を守ってくれている側面もあれば、やりたい事を断念させるような側面もあります。
潜在意識から産み出されてくる思いがクリティカル・ファキュリティ-(判断のフィルタ-)を通ることで顕在意識に到達します。
そして、この判断の「基準(フィルタ-)」というのは、

 

人それぞれ

 

です。
そして、人それぞれで良いのです。
この判断の基準(フィルタ-)がなければ、個性、あるいはアイデンティティ-というのも失われかねませんし、社会のル-ルから大きく逸脱してしまう怖れも生じかねません。

そこで、先ほどのお話に戻りますが、

花子さんは「甘いもの好き」、太郎さんは「酸っぱいもの好き」、一郎さんは「柔らかい熟れた桃が大好き」という、

 

「味覚」を介した判断のフィルタ-

 

を通してお話が進んでいきました。
元は「美味しい」リンゴのお話でしたが、最終的にジェ-ムスさんの中には、リンゴに対して何かしらの「先入観」も芽生えたことと思います。

 

皆様も人づてに何かを伝え聞いたり、あるいは、何かを発信することもあるかと思います。
自分の「フィルタ-」を無視する必要もありませんし、無いものにする必要もありません。
何かを「聞き」、そして何かを「伝える」という時には、この「判断のフィルタ-」を通しているということを頭の片隅に置いておく事で、これからのコミュニケ-ションが違ったものになってくるかもしれません、、、、、

 

また、何かに行き詰まっているなぁと感じる時には、「顕在意識」が「過度に」働きすぎているケ-スも見受けられます。
そのような時には、「自分のフィルタ-」を少し風通しの良いように調整し、「潜在意識」から語りかけられてくる言葉に耳を傾けてみては如何でしょうか、、、、、

2016年2月25日 05:02

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