本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます ~2016年の「見ざる・聞かざる・言わざる」~

第79回:『 本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます ~2016年の「見ざる・聞かざる・言わざる」~ 』
【 参照キーワード:感謝、誓い、小さな成功体験、見ざる聞かざる言わざる 】

S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング)の瀬川です。

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

2016年も始まりましたが、皆様も、今年1年をどのような年に創り上げていきたいかなど、色々な思いがあることと思います。
また、何かの目標や誓いを立てた方もいらっしゃるかと思います。
是非、自分自身に制限を設けず、自由な発想で思いを巡らせてみては如何でしょうか。

 

2016年は申年ということもあり、よく「見ざる 聞かざる 言わざる」などの故事が取り上げられます。
この故事の内容についても、色々な見解や解釈がありますが、私自身は個人的に以下のように捉えています。

 

「見ざる」
相手の欠点や短所のみに目を向けるのではなく、素晴らしい点、長所にも目を向けてみましょう。
そうすると、あなたは相手の新しい面を発見し、それと同時に、相手もあなたの新しい面を発見し、お互いの関係が新たに素敵なものに発展していくことでしょう。

 

「聞かざる」
他の人の悪口などは聞かないようにしましょう。
あなたにとってネガティブと思われる情報などに接し続けていると、知らず知らずのうちにあなたの考えや思いになり、そして行動に表れ、いつの間にかあなたの習慣になってしまうおそれもあります。
あなたにとって本当に必要な情報なのかどうか、きっちりと取捨選択をしていきましょう。

 

「言わざる」
他の人の悪口や根も葉もない噂などを口にしないようにしましょう。
言葉には力があります。

それは他の人を傷つけるのみならず、巡り巡ってあなたに返ってくるかもしれません。
他の人の評価を求められたりする際は、欠点のみを伝えるのではなく、素敵な面を探し、それを伝えてみましょう。
そこにはネガティブな要素が入り込める余地がなくなります。

 

色々な解釈が成り立つ「見ざる 聞かざる 言わざる」ですが、

 

物事の本質は表裏一体

 

であることが多々あります。
コインの表裏、他の人は自分自身の表映しや裏映しである、というように表現される場合もあります。

そこで、「見ざる 聞かざる 言わざる」も大切ですが、その逆も意識してみて下さい。

 

逆もまた真なり  です。