感覚を磨くとは ~弱い感覚を強めていき、強い感覚を伸ばしていく~ 

第60回:『 感覚を磨くとは ~弱い感覚を強めていき、強い感覚を伸ばしていく~ 』
【 参照キーワード:感覚の研ぎ澄まし方、第六感、直感、五感、前世療法、量子力学、ハイアーセルフ、ヒプノセラピスト認定講座、レイキヒーリング認定講座 】

S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング)の瀬川です。

今回は、「感覚を磨くとは ~弱い感覚を強めていき、強い感覚を伸ばしていく~」というテーマを取り上げてみたいと思います。
S.Light.Mにて行っている、レイキ ヒーリング認定講座、そして、ヒプノセラピスト認定講座においても、受講生の方から、「直感を伸ばす方法はありますか?」「感覚を研ぎ澄ますとはどういう感じですか?」などのご質問を受けることもあります。

 

このような質問の趣旨の多くは、いわゆる「第六感(直感)」に関するケースも多いのですが、ひとまず、「感覚」ということで進めて参ります。

 

私達には「五感」(視覚・聴覚・触覚(体感覚)・味覚・嗅覚)が備わっています。
中には、何かしらのご事情で、聴覚が弱い、あるいは活用出来ていないという方もいらっしゃるかと思います。
しかし、「五感」全てが活用出来ていないという方はいらっしゃらないかと思います。
昏睡状態であっても、「聴覚」は残っているというケースを耳にされた方も多いでしょう。

 

そこで、「五感」のお話を進めていくに当たり、ヒプノセラピー(催眠療法)の「前世療法」での例を取り上げてみます。
「前世療法」では、よく「見えるのか?(視覚)」などに焦点が当てられがちですが、実際に映画のように前世を見る方は少数です
その理由としましては、「映画やTV」のように見えるのでは、と期待感が大き過ぎる場合などに、それほど鮮明に見えていないので上手くいっていないと感じる方もいらっしゃいますし、見えてはいるのだけど、「こんなはずはない!」などと無意識で見えなくしている方もいらっしゃいます。理由は様々あります。

 

「前世療法」の目的は、あくまで「これからの人生に活用出来る智慧」を見い出すことにありますので、本来は前世が見えなくてもセラピーに支障は生じません

 

では、このように「見えない」と思われる場合にどうするかと言うと、特に、

 

視覚(ビジュアル)聴覚(オウディトリー)体感覚(キネシティック)

 

を活用していきます。
例えば、「私は真実を知っている」という事を表現する場合、

 

視覚が強い方 → それは一点の「曇りもない」真実です

聴覚が強い方 → 「言葉」の一つ一つが真実です

体感覚が強い方 → 「手で触れる」事が出来るほど、確かな真実です

 

という風に、表現方法が変わってきます。
「見えない」という場合は、その方の「どの感覚が強いのか」という点を探り、そこにアプローチしていきます。
勿論、「嗅覚」などでも同様です。

「見えない」と思われる場合に、

 

「では、何か漂っている香りはありますか?」 → 「何かを焼いているような香りがします(嗅覚)」
「では、その香りに意識を集中して下さい」 → 「パンを焼いているような香りです(嗅覚・視覚)」
「では、パンを焼いている辺りの温度はどうですか?」 → 「熱いような感じです、、、、、(体感覚)」

 

このように、「様々な感覚」を活用してイメージに没入出来るよう進めていきます。

また、レイキ ヒーリング認定講座のサード ディグリー(Lv.3)においても、「ハイアーセルフとの対話」などの手法では、「様々な感覚」を活用していきます。